そろそろ我が家の冷蔵庫も10年経つし買い替えかな…。ということで冷蔵庫を探しているそこのあなた。
どうせ買うなら機能にもこだわりたいし、何よりお得に購入したいですよね。冷蔵庫は新製品が発売される前、モデルチェンジ前が一番お得に購入できるチャンスです。
冷蔵庫は各メーカーの容量やシリーズによってモデルチェンジの時期が違ってきます。機種によっては発売したばかりでかなり高額となっていることもあるのでチェックしておきましょう。
- 冷蔵庫のモデルチェンジ時期(目安)
- ・400L以上 → 春(2月~4月頃)
・300Lクラス → 秋冬(9月~12月頃)
・200L以下 → 冬(11月~)
今の時期の狙い目はファミリー向けの400L以上のタイプ。300Lくらいのモデルを検討していてもワンサイズ上の冷蔵庫とそこまで価格差ないかも。
ちなみに国内主要メーカーのファミリータイプ新製品発売時期も確定したので紹介しておきます。
- 国内主要メーカーの冷蔵庫新製品発売時期
- パナソニック:2024年2~3月
三菱:2024年2~3月
日立:2024年2月
東芝:2024年2~3月
シャープ:2024年3~4月
冷蔵庫は他の家電と違って1日でも使えないと困る家電製品。だからこそ余裕をもって買い替えするのがおススメです。
本記事では2024年の春夏シーズンで「性能」「価格」「使いやすさ」の面からおススメ冷蔵庫ベスト3を厳選して紹介します。
本記事の信頼性
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- こんな悩みを解決します
- ・おススメ冷蔵庫を知りたい!
・冷蔵庫の買い替え時にチェックしておくポイントは?
・お得に購入する方法を知りたい!
Contents
【2024年春夏】家電のプロ厳選のおススメ冷蔵庫ランキングベスト3
この時期の買い替えにおススメな冷蔵庫ベスト3を紹介していきます。
ファミリー向けの大型冷蔵庫が買いどきになっています。
今回厳選した冷蔵庫は全て2023年発売の型落ちモデルになります。家電量販店ではすでに完売している可能性もありますのでご注意ください。
第1位 パナソニック NR-F509EX
- NR-F509EX 仕様
- ・定格容量:500L
・本体寸法:幅650mm×奥行き699mm×高さ1,828mm
・ドアタイプ:フレンチドア(観音開き)
・カラー:グレインベージュ(C)/ハーモニーホワイト(W)
- まとめ買いしても安心の大容量
- 食材の鮮度維持能力が高い
- ミドルクラスながら高性能
この3点から春夏シーズンの1位に選出しました。
まとめ買いしても安心の大容量
500Lクラスは2人~4人家族向けの容量。冷凍室や野菜室も大容量になっているのでまとめ買いもしやすく、近年人気の容量になります。
特にパナソニック冷蔵庫はトップユニット方式を採用しているので、コンプレッサー(冷蔵庫の心臓)が冷蔵庫最上部に設置されているのが特徴。
冷蔵室最上段でも奥まで手が届きやすい、冷凍室と野菜室が広く設計できるメリットがあります。
フレンチドア(観音開き)タイプだからドアを開いても省スペースなのも魅力。引っ越し時もドアの開きの向きを気にしなくてよくなります。
食材の鮮度維持能力が高い
パナソニック冷蔵庫は食材の鮮度長持ち機能が充実しています。
- 肉や魚を最大14日間、冷凍せずに保存できる「微凍結パーシャル」
- 袋なしでそのまま野菜を保存しても1週間シャキシャキな「シャキシャキ野菜室」
- 熱々ごはんもそのまま急速冷凍できる「新鮮凍結」
せっかくたくさん買いだめできるのに、食材の鮮度を維持できなかったらあまり意味がありません。鮮度長持ち機能は正直言って“あった方が良い”です。
ミドルクラスながら高性能
冷凍能力がさらに高い上位機種もありますが、そちらは現時点で約26万円。
このNR-F509EXはそれに比べて7万円くらい安いのに、食材の鮮度長持ち機能など必要なものはしっかり備えたモデルです。
価格に対しての機能の充実性を考えるとかなりコスパ高いです。
上位機種(NR-F539HPX)との違いについては以下のとおり。
- 上位機種を選ぶ主なメリット
- ・「はやうま冷凍」搭載で急速冷凍能力アップ
・ガラスドア
・同じ本体寸法で容量25Lアップ
ただしこの上位機種は「メーカー指定価格商品」となっているのでどの家電量販店でも同価格、そして値引きもできません。メーカー指定価格商品について詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にどうぞ。
第2位 シャープ SJ-MF43K
- SJ-MF43K 仕様
- ・定格容量:429L
・本体寸法:幅650mm×奥行き630mm×高さ1,750mm
・ドアタイプ:フレンチドア(観音開き)
・カラー:ラスティックダークメタル(H)/ラスティックホワイト(W)
- 400L以上のモデルで幅も奥行きも高さも全部コンパクト
- コンパクトボディな割にたくさん入る冷凍室
- 冷蔵室ドアポケットがたっぷり収納できる
1位のパナソニック冷蔵庫と比べて食材の鮮度長持ち機能の充実度は劣るのでシャープ冷蔵庫を2位にしました。
サイズがコンパクトなので300Lクラス冷蔵庫からのサイズアップにもおススメです。
奥行きスリムのコンパクト設計
キッチン棚などと並べて設置しても冷蔵庫が出っ張りにくい奥行63cmのスリム設計。それだけではなく、幅65cm、高さも175cmとどれをとってもスリムだから引っ越しが多い家庭には嬉しいサイズ感です。
400L以上で高さが175cmの冷蔵庫は実は少ないので高さ制限のある人にもおススメですね。
階段を使った搬入の場合もかなり対応しやすいです。
たっぷり入る大容量冷凍室
コンパクト設計なのに買い物カゴ2つ分以上入る大容量冷凍室になっており、まとめ買いや作り置きに役立ちます。
冷蔵室ドアポケットがたっぷり収納
SJ-MF43Kは野菜室が浅めの設計になっている分、2Lペットボトルや調味料を収納するスペースが他より少ないと思われやすいのですが、その分冷蔵室ドアポケットにたくさん収納できます。
シャープ冷蔵庫は冷蔵室の使い勝手がとても良いです。別記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
第3位 AQUA AQR-V43N
- AQR-V43N 仕様
- ・定格容量:430L
・本体寸法:幅600mm×奥行き710mm×高さ1,750mm
・ドアタイプ:片開き
・カラー:チタニウムシルバー(S)/ダークウッドブラウン(T)
- 幅60cmのスリム設計
- 使いやすい野菜室
- 11万円台と手頃な価格帯
ベスト3選出のポイントはこの3点。
上位2機種と比べると容量は下がりますが使いやすさと低価格を両立したお手頃モデルです。デザインもスタイリッシュで人気のモデルになります。
冷蔵室に取っ手がついているデザインも珍しいので他と違ったポイントです。
本体幅60cmのスリム設計
冷蔵庫の幅が60cmなので賃貸アパートやマンションの狭い廊下も搬入しやすいです。冷蔵室のドアは片開きタイプでドアポケットの収容量はかなりのもの。調味料や飲み物をたっぷり収納できます。
フレンチドアと違い、一目でドアポケット全体を見渡せるから欲しいものを探すときに便利です。
冷蔵庫の幅を抑えることで、横に並べる食器棚などのスペースを広く取れるのもメリット。
使いやすい野菜室
重たい野菜の出し入れがしやすい野菜室真ん中タイプ。
しかも冷蔵室と野菜室の間が透明ガラスだから冷蔵室開けると一緒に野菜室の中もチェックできる面白い仕掛けがあります。
さらに野菜室に設置されたお掃除用の穴からゴミも掃き出せるのでお手入れも簡単です。
お手入れするときは穴の下にゴミ箱を置いておけば良いです。
お手頃価格
このAQUAの冷蔵庫と同じサイズ感だとパナソニックや日立などは18万から20万します。そんな中で11万円台はやはり安くて魅力的です。
AQUAはもともとは三洋電機だったところです。最先端性能というわけではありませんが、逆にそこまで機能重視じゃなくシンプルに使いたいなら断然おススメです。
AQUAについては別記事でも詳しく紹介しています。
冷蔵庫の買い替え時にチェックしておくポイントは?
冷蔵庫の買い替えは出費がかさむものの、やっぱり新しい冷蔵庫に替わるって思えばテンション上がりますよね。
でも購入後に「もっと考えて選べばよかった…。」なんて後悔しないように、冷蔵庫選びの注意ポイントを3つ紹介しておきます。
- 容量を大きくしたいならプラス100Lくらいを目安に
- 設置可能サイズは必ず事前にチェック
- 使っている鍋やピッチャーのサイズを事前にチェック
一度購入すればまた10年くらいは使い続けますからね…。
容量を大きくしたいならプラス100Lくらいを目安に
冷蔵庫を買い替えるときに、「今使っているものより容量を大きくしたい!」という人多いです。
その場合は最低でもプラス100Lくらいは大きい容量を選ぶことをおススメします。
冷蔵庫は約50L刻みでサイズ展開されていることが多いですが、50Lの違いって幅か奥行きが5cmくらいしか差が無いんです。
空間的には5cm程度の差しか無いならそんなに収納できるものが増える気がしないですね。
定格容量50Lアップ=50L分多く食材が入るようになったというわけではないので注意して選ぶようにしましょう。
設置可能サイズは必ず事前にチェック
今まで使っている冷蔵庫よりサイズダウンや全く同じ寸法なら気にしなくてOKですが、サイズが大きくなるなら「設置スペースの広さ」「搬入経路の幅や高さ」はチェックしておきましょう。
サイズが変わらなくても、今使っている冷蔵庫を購入したあとに食器棚などの家具が追加されて搬入経路の幅が変わっている…というパターンも要注意です。
追加料金に注意!
階段を使った搬入や、それに伴う作業員の増員は追加料金が発生する可能性が高いです。
事前にお店に相談しましょう。設置前や購入前に料金見積もりをしてもらえる場合もありますので活用をおススメします。
使っている鍋やピッチャーのサイズを事前にチェック
これ見落としやすいポイントですが非常に重要なチェックポイントです。
今使っている冷蔵庫と同じように庫内での食材の配置ができるか、できなくても問題ないかは考えて選んだ方が後悔が少ないです。
特に鍋やお茶を入れいてるピッチャーのサイズはチェックしておいた方が良いですね。
「冷蔵庫買い替えたら家の鍋入らなくなったから鍋も買い替えた」という方も結構います。
家電のプロが冷蔵庫をお得に買い替える方法教えちゃいます
10年間家電量販店で販売員として過ごした経験を活かして、お得に冷蔵庫を購入する方法を3つ紹介します。
- 価格交渉
- インターネット、スマホ乗り換えでの家電値引き
- ネットショップでの購入
高い買い物だからこそ、できる事はやって少しでもお得に買い替えましょう。
価格交渉
家電量販店といえばやはり「価格交渉」ですね。
基本的に交渉すれば値下げはしてくれるのですが重要なのは交渉のやり方ですね。
販売員も“人”です。高圧的な態度で来る人に親切にしたいとは思わないです。
細かい交渉のやり方は別記事にまとめています。
インターネット、スマホ乗り換えでの家電割引き
今まで家電量販店でソフトバンクやau、docomoのスタッフから案内を受けた経験がある方もいるのではないでしょうか。
今までは「面倒だから…」とか「よく分からないから…」と言って敬遠していたかもしれませんが、これは相当お得になる可能性大です。
通信費という固定費を下げつつ、同時に冷蔵庫などの家電購入時の割引も数万円受けれたりするので話だけでも聞いておくべき。
長期間、同じインターネットや携帯キャリアを使い続けるメリットってほとんど無いです。
ネットショップでの購入
家電量販店ではすでに完売している型落ち(旧型)冷蔵庫でも、楽天やAmazonなどのネットならまだ販売されていたりします。
特にAmazonは日立冷蔵庫の型落ちモデル(しかも上位機種)が普通に今でも販売されているのでこれはおススメ。
2024年2月28日時点で17,8000円!※2万割引クーポン利用時
これで540Lの大容量タイプですし、現行タイプとそこまで大きく性能差が無いので絶対にこちらの方がコスパ良いです。
型落ちモデルでなくても、基本的にネットの方が人件費の面で商品価格を抑えることができるので一度はチェックしておいた方が良いですよ。
冷蔵庫などの大型家電をネットで購入するのは不安と思うなら、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ:冷蔵庫はモデルチェンジ前の型落ちを狙うのがベスト
現在家電量販店で販売されている冷蔵庫は、400L以上のファミリータイプだと新製品発売ラッシュで価格も下がっている状況。むしろ昨年度モデルは展示品処分が進んでいて、完売商品が出ています。
すでに冷蔵庫の調子が悪くて早急に買い替えを検討しているなら、この記事を参考にしてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。