
「そろそろ洗濯機を買い替えたいけど、縦型とドラム式、どっちが良いんだろう?」
「ドラム式に憧れるけど、汚れ落ちが悪そうだし、うちのマンションに置けるか不安…」
洗濯機は家電の中でもトップクラスに高い買い物だからこそ、絶対に失敗したくないですよね。 ネット上には色んな比較情報が溢れていますが、「ドラム式は汚れが落ちない」「マンションには大きすぎて置けない」というのは、実は勘違いです。
この記事では、元家電販売員として何百人ものお客様の悩みを聞いてきた私が、カタログスペックだけでは分からない「洗浄力」「サイズ」「寿命」について、忖度なしで徹底解説します。
本記事の信頼性
この記事は家電販売歴10年以上の私nananが書いています。
おうちに居ながら皆さんの家電選びのお手伝いが出来るように日々記事を執筆中。
3年前に縦型からドラム式洗濯機に買い替え。家電販売の経験と実際に使用して得た知識を活かして有益な情報を提供します。
Contents
洗濯機は縦型とドラム式、どっちがおすすめ?

「結局、どっちを買えば後悔しないの?」と店頭でも毎日のように聞かれましたが、その答えは非常にシンプル。あなたの今の生活で「何を一番優先したいか」でオススメが変わってきます。
カタログの機能表を見比べるよりも、自分の今のライフスタイルに当てはめて考えてみてください。
一人暮らしや共働き夫婦には「ドラム式」一択!干す手間ゼロで時間爆増
ドラム式の最大の価値は、洗浄力でも節水でもなく「乾燥機能」にあります。 ボタンひとつで洗濯から乾燥まで終わるため、毎日「濡れた重い洗濯物をカゴに入れ、ベランダに運び、一枚ずつハンガーにかけて干す」という、無価値に近い労働から完全に解放されます。さらに、天気を気にする必要もなければ、取り込む手間もありません。

仕事終わってクタクタの中で洗濯しても、乾燥まで終わらせれるから待つ必要も寝落ちを心配する必要もありません。
口コミでもこの通り。
洗濯機もドラム式をついに購入!!!
届くのは先だけど幸せすぎる〜🥰
これで家事はだいぶ楽になるなぁ〜
今年度から出張増えるらしいし楽しくワンオペするためにも必要経費!!
でももっと早くやるべきだった😂今までの娘と私よく頑張ったね👌🏻— まいすいひつじちゃん🤍 (@gomadofumaru) April 13, 2026
ドラム式洗濯機すごい...一晩で洗濯〜乾燥終わってマジで干す必要ないのな
1週間分の洗濯物も難なく乾かせるし、何なら厚手のジーンズとか日干しでも生乾き気味だったのもパリッと乾いてる
これは...もっと早く導入するべきだった— Bamboo (@111Bamboo111) April 2, 2026
仕事や趣味で忙しい人にとって、ドラム式は「毎日30分の自由時間、そして生活に余裕を生んでくれる家電」です。
泥汚れが多い部活っ子・大家族には「縦型」が最強
一方で、以下のようなご家庭には、ドラム式よりも「縦型」の方が圧倒的に幸せになれます。
- 野球やサッカーなど、毎日泥だらけのユニフォームを持ち帰るお子さんがいる
- とにかく一度に大量の洗濯物をまとめ洗いしたい
- そもそも乾燥機能を毎回利用しない
縦型洗濯機の強みは、たっぷりの水でジャブジャブ洗うことによる「泥汚れ」などの固形汚れに対する安心感です。ドラム式でも温水機能などを使えば汚れは落ちますが、大量の水で衣類同士をこすり合わせて洗う縦型の洗い方は、やはり泥汚れには強いです。
また、ドラム式は構造上「衣類を詰め込みすぎると極端に洗浄力が落ちる」という弱点があります。大家族で「とにかく一回で全部終わらせたい!」とパンパンに詰め込んでしまいがちな方は、縦型を選んでおく方が洗浄力不足で後悔するリスクを避けられます。 「乾燥はたまにしか使わない」「それよりも一回で大量の汚れ物をスッキリ洗いたい」という実利優先の方には、縦型こそが最高の相棒になります。
「ドラム式は汚れが落ちない」は嘘!

「ドラム式に憧れるけど、縦型に比べて汚れ落ちが悪いって聞くから不安…」 店頭でもこの相談はよく受けていました。
結論から言うと、今の最新ドラム式において「汚れが落ちない」というのは完全に過去の噂(または使い方の間違い)です。なぜそんな誤解が生まれてしまったのか、プロ視点で解説していきます。
4人家族ならドラム式でも十分綺麗に
ドラム式で「汚れが落ちなかった」と後悔している人のほとんどは、実は「衣類の詰め込みすぎ」が原因です。
縦型洗濯機が大量の水で衣類をこすり合わせて汚れを落とす洗い方なのに対し、ドラム式は少ない水で衣類を上から下へ落として洗う「たたき洗い」という方式を採用しています。 つまり、ドラムの中に空間がないと衣類が上から落ちず、たたき洗いの効果が激減してしまうんです。
週末に溜まった大量の洗濯物を、ドラムの中にパンパンに押し込んで回せば、当然汚れは落ちません。

ドラム式洗濯機は実用的な乾燥容量を叶える設計上、洗濯容量は10〜13kgと大きめ。ここに期待して大量投入したくなりますが、一度に洗う量も6kg前後(4〜5人分の衣類)がオススメです。
「毎日(または2日に1回)こまめに回す」という一般的なご家庭であれば、特にしつこい汚れでない限り、ドラム式の洗浄力で不満を感じることはまずありません。
温水洗浄は縦型以上の洗浄力
ドラム式洗濯機には「温水洗浄(温水コース)」を搭載したモデルがいくつかあります。洗濯機内に水を温める専用のヒーターが搭載されていて、15〜60℃の温水にして洗濯してくれます。
Yシャツの襟袖のガンコな黄ばみや、何度洗っても取れない加齢臭・汗のニオイ。これらの主な原因は「皮脂汚れ」です。皮脂は人間の体温より高い温度(約40℃以上)にならないと溶け出さないため、冬場の冷たい水道水でどれだけガシガシ縦型で洗っても、根本的な汚れは落ちません。
縦型洗濯機は大量の水を使うため、その水をすべて温めるのは非効率ですが、少ない水で洗うドラム式は温水洗浄との相性が良いです。

店頭で「どうしても洗浄力が心配で…」と悩むお客様には、「温水洗浄搭載ドラム式を選んでください。冷水で洗う縦型よりも、温水で洗うドラム式の方が圧倒的に汚れが落ちますよ!」とお伝えしていました。
今は必ずしも「ドラム式=洗浄力が弱い」というわけではありません。温水機能を賢く使えば、むしろ縦型以上のクリーニング力を発揮してくれます!
ちなみに縦型式にも温水洗浄搭載モデルは存在します。電気代や時間はかなりかかりますが、「究極の洗浄力を手に入れたい!」という人にオススメです。
マンションでもドラム式は置ける?音は?

「ドラム式が欲しいけど、うちのアパートやマンションに置けるか心配…」
「夜中に回したいから、ご近所迷惑にならないか不安で…」
これも店頭で本当によく受ける相談ですので、プロ視点で詳しく解説していきます。
騒音レベルはどちらも静か。夜のマンションでもOK
結論から言うと、現在の最新モデル(インバーター搭載機種)であれば、縦型もドラム式も騒音レベルは非常に静かで、マンションの夜間使用でも全く問題ありません。
「ドラム式は振動がすごくてうるさい」というのは、昔の古い機種のイメージです。今の洗濯機はどちらも、洗い時で約30dB(ささやき声程度)、脱水時でも約40dB(図書館の中程度)に抑えられています。

我が家はドラム式ですが、夜中に洗濯機を回して寝るという使い方がほとんど。リビングや寝室にはほとんど音や振動もありませんし、隣の部屋からクレームが来たこともありません。
安いドラム式洗濯機は注意!
お客様からの声やSNSでの口コミを聞いたり見たりしていると、海外モデルを中心に格安の洗濯機は揺れが大きいという評価が多いので、購入を検討している場合はある程度覚悟しておいた方が良いかも。
防水パンには大体乗る!本当に確認すべきは「搬入経路」と「蛇口の高さ」
多くの人一番勘違いしているのが、この「サイズ」の問題です。 ドラム式洗濯機のサイズは大体、「横幅60cm×奥行き70cm」となっています(コンパクトタイプは除く)。

特にこの奥行きが、自宅の防水パンの奥行きからオーバーしているので設置できないと諦めている人が多いですが、洗濯機の脚が防水パンに収まれば本体が多少はみ出ていても設置可能なことがほとんどです。
そのため、一般的なマンションの防水パンであれば、大型のドラム式でも大体は乗ってしまいます。
設置において注意すべきポイントはこの2つです。
- 蛇口の高さ
- 搬入経路(特に脱衣所の入り口)
蛇口の高さ
ドラム式洗濯機は、縦型に比べて本体の背が高く作られていることが多く、いざ設置しようとしたら、壁から出ている水道の蛇口が本体にぶつかってしまって置けない!というトラブルが起きることも。床から蛇口までの高さに余裕があるか、必ず確認してください。

蛇口の高さは洗濯機の設置面から115cmほどあれば問題ないことが多いです。
- 蛇口の高さで注意すべき点
- ・本体の天面にぶつからないか
・洗剤入れのフタや乾燥フィルターの脱着に影響がないか
もしぶつかる場合は、「壁ピタ水栓」という高さを上げるための延長アダプターを別途購入・工事する必要があり、設置日が延期になるだけでなく追加費用もかかってしまいます。
壁ピタ水栓工事の費用目安:部品代込みで2万円前後
搬入経路(特に脱衣所の入り口)
設置スペースには余裕があっても、そこまで運ぶ途中の「玄関のドア幅」「脱衣所の入り口」が通らなくて返品になるケースもあります。特にドラム式は真四角で厚みがあるため、搬入経路は本体サイズ+10cmの余裕があるかチェックが必要です。

我が家の場合は、脱衣所への入り口が65cm(本体幅+5cm)でギリギリでしたが無事に搬入してもらえました。業者により判断が違うので、設置不可に納得できない場合は違う業者に依頼してみるのもアリです。
電気代・水道代・メンテナンスはどっちが有利?

「ドラム式が良いのは分かったけど、本体価格が高すぎる…」
「昔、ドラム式はすぐ壊れるって聞いたことがある」
購入の一歩手前で、必ず立ちはだかるのがこの「お金」と「寿命」の壁ですよね。
家電は「買う時の値段」だけで判断すると後悔します。数年間のランニングコストと、長く良い状態で使い続けるための正しいメンテナンス方法を解説します。
本体代は高くても、トータルコスト(水道代・電気代)で元は取れる?
![]() ドラム式洗濯機 | ![]() 縦型式洗濯機 | |
| 型式 | TW-127XP5 | AW-12VP4 |
| 本体価格 ※2026年4月25日時点 ヤマダウェブコム価格 | 268,202円 | 176,800円 |
| 洗濯容量/乾燥容量 | 12㎏/7㎏ | 12kg/6㎏ |
| 洗濯時間/洗濯乾燥時間 | 約87分 | 約210分 |
| 電気代(洗濯乾燥) | 約41円 | 約89円 |
| 使用水量(洗濯乾燥) | 約61L | 約120L |
| 1年間のランニングコスト ※洗濯乾燥を月30回として計算 | 約20,030円 | 約42,408円 |
| 7年間使用したときの総コスト 本体+ランニングコスト | 約408,412円 | 約473,656円 |
洗濯から乾燥までを1日1回×1か月(30日)×7年間使い続けた場合、なんとトータルコストはドラム式洗濯機の方が圧倒的に安くなります。コストだけでなく、運転時間もドラム式の方が短いのもポイントです。
| 購入価格 | ランニングコスト | 運転時間 | |
|---|---|---|---|
| 縦型式 | 安い | 高い | 長い |
| ドラム式 | 高い | 安い | 短い |
乾燥機能を使うかどうかが、ドラム式か縦型のどちらにするかの分かれ目になります。
ドラム式洗濯機でも乾燥方式が「ヒーター式」の場合は、縦型と同じになるのでランニングコスト差は水道代分の差しかありません。
ドラム式はすぐ壊れる?寿命を延ばすメンテナンスの秘訣
「でも、ドラム式ってすぐ乾燥が弱くなって壊れるんでしょう?」
この質問もSNSなどの口コミでよく目にしますよね。しかしこの問題は普段の簡単なメンテナンスを心がけることでかなり回避できます。

ドラム式洗濯機のメンテナンスについては、噂の真偽含めて別記事で徹底解説しています。
各メーカーが公開している耐用年数は、縦型でもドラム式でも「7年」となっており、店頭で買い替えを検討されている方からヒアリングしても「10年くらいでの買い替え」という方が多くを占めています。
ただし、以下の使い方をしている家庭は寿命が短め(5年程度)です。
- 普段から1日に複数回洗濯している
- ペットを飼っている(機械にペットの毛が絡みやすい)
- 泥汚れが日常的に多い(汚れを事前にはたき落としていない)
【縦型・ドラム式】プロが選ぶイチオシ洗濯機

ここまで縦型とドラム式の違いを解説してきましたが、「結局、どの機種が一番間違いないの?」と迷っている方も多いと思います。最後に、すべてのメーカーの裏側を見てきた元販売員のプロ目線で「これを選べば絶対に後悔しない」と断言できる最強の1台をご紹介します。
【ドラム式】家事ストレスをゼロにするならパナソニック「LXシリーズ」
他メーカーにも素晴らしい機種はたくさんありますが、「洗浄力」「乾燥力」「メンテナンスのラクさ」の総合点において、現在パナソニックの右に出るメーカーはありません。

実際に私も購入の際、徹底比較して行き着いたのはパナソニックでした。
購入して3年以上経ったので、別記事で詳しくレビューしています。
【縦型】使いやすさと洗浄力で抜群の人気を誇る日立「ビートウォッシュ」
本体もコンパクトで設置性が高く、洗濯槽が浅いので衣類の出し入れも楽にできます。昔から縦型洗濯機といえば日立のビートウォッシュが人気でしたが今もそれは変わらず。高い洗浄力ももちろん好評です。

この日立の8kgタイプは本体の高さも低いので蛇口への干渉も避けれますし、洗濯機の上に乾燥機や収納ラックを設置しやすいメリットがあります。
洗濯機の買い時(値下げ時期)はいつ?

「よし、自分の生活にはどっちが合っているか分かった!でも、洗濯機っていつ買うのが一番安いの?」 数万円〜数十万円する大きな買い物ですから、少しでも底値のタイミングを狙いたいですよね。
実は、縦型とドラム式では「一番安くなる時期」が異なります。一番お得に買える買いときを解説します。
洗濯機の値下げ時期
現行モデルを安くで手に入れたいなら、モデルチェンジ前を狙うのが一番です。縦型はGW明け頃から、ドラム式は10月頃から新モデルが登場します。なのでその直前を狙っていきましょう。
- 縦型:4月〜6月
- ドラム式:6月〜8月
型落ちモデルを狙うのが一番安い
家電量販店ではすでに完売している型落ちモデルも、Amazonでは普通に販売されていることも。ドラム式であれば現行モデルと5〜10万円ほど安く購入できることもあるのでチェックは必須です。
Amazonでの家電購入について、配送設置の不安があるならこちらの記事も参考にしてみてください。
【まとめ】洗濯機選びは「自分の時間」への投資!後悔しない最高の一台を
縦型とドラム式、ご自身の生活にはどちらが合っているか、答えは出ましたか?
最後にもう一度、絶対に失敗しないためのポイントをおさらいしておきます。
- 共働き・一人暮らし: 干す手間ゼロで自由時間が増える「ドラム式」一択!
- 大量洗い・部活っ子: 大量の水で泥汚れをガシガシ落とす「縦型」が最強!
- 洗浄力の不安: ドラム式でも詰め込みすぎなければ綺麗に落ちる。温水機能を使えば縦型以上。
- サイズと寿命の不安: 防水パンに乗れば大体OK。寿命(乾燥低下)は日頃のメンテナンス次第
洗濯機は、この先7年〜10年と毎日使い続ける大切な「相棒」です。初期費用の安さだけで妥協して選んでしまうと、毎日の「干す手間」や「手洗いの苦労」が何年間も積み重なることになります。

特にドラム式洗濯機は、単なる便利な家電ではありません。「あなたの自由な時間と、心と体のゆとりを生み出してくれる最高の自己投資」です。
ぜひこの記事を参考に、あなたの毎日を劇的に楽にしてくれる最高の一台を見つけてくださいね!

