

今回はハイアールとAQUA(アクア)について解説していきます。
本記事の信頼性
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ハイアールとAQUA(アクア)
ハイアール
白物家電において、世界トップシェアを持つ家電メーカー。
低価格帯のモデルが多く、一人暮らしを始める学生や単身赴任のサラリーマンなどから選ばれる事が多いです。
家電量販店の「新生活セット」と呼ばれる、生活する上で必要な家電セットに組み込まれる事が多く、とにかく安いがウリ。
参考
公式HP→Haier(ハイアール)
AQUA(アクア)
ハイアールグループ傘下の家電メーカー。つまり大元はハイアールなので同じなのですが、こちらはかつての大手家電メーカー「三洋電機」の白物家電部門がハイアールに売却されたことで誕生しました。
AQUAもハイアール同様に低価格帯のモデルが多いですが、ハイアールよりも日本向けの仕様になっており、機能性やデザイン性にもこだわって展開されています。
ちなみに国内のコインランドリーはほとんどがAQUA製。
参考
公式HP→AQUA(アクア)|アクア株式会社
ハイアールとAQUA(アクア) 洗濯機で比較してみる
ハイアールとAQUA。2メーカーの同等クラス洗濯機(洗濯容量7㎏)で比較してみます。
ハイアール JW-CD70A
仕様
- 洗濯時間(標準コース):38分
- 標準使用水量:101ℓ
- 消費電力量:61Wh
- 運転音(洗濯/脱水):36db/42db
- 本体寸法:幅520mm×奥行き575mm×高さ946mm
AQUA AQW-GV70J
AQUA インバーター全自動洗濯機 AQW-GV70J(W)
仕様
- 洗濯時間(標準コース):35分
- 標準使用水量:86ℓ
- 消費電力量:44Wh
- 運転音(洗濯/脱水):35db/38db
- 本体寸法:幅520mm×奥行き550mm×高さ965mm
AQUAの方が高性能
AQUAの方が基本性能を表す数字が優勢。
ほぼ全ての項目でハイアールを上回っていました。
しかし、本体価格はハイアールの方が3万円程安く、やはり価格重視であればハイアールに分があります。
ハイアールとAQUA(アクア) おすすめはどっち?
とことん価格重視ならハイアール、ある程度の性能重視ならAQUA
ハイアールはとにかく安さ重視の方向け。
洗濯回数も多く、ガンガン回す家庭は洗濯機自体の消耗も激しいので、高価格帯の洗濯機を購入するメリットはあまりありません。
作業着やペット関連のものを洗う用など、サブの洗濯機としてもおすすめです。
AQUA(アクア)は価格を抑えつつも、基本性能はしっかりしたタイプで選びたい方向け。
家電量販店では結構ディスられることが多いですが、元家電量販店販売員の私が正直に話すと非常にコスパ良いと思います。
国内メーカーでは無い = 壊れやすいというのは100%の話では無いし、国内メーカーでも故障するときは1年以内でも故障します。
一人暮らしタイプならどちらでもOK
今回の比較は洗濯容量7㎏タイプで行っていますが、実は5㎏以下のタイプならハイアールとAQUAはどちらも大きな性能差はありません。
であればハイアールの方が価格は安いので、ハイアールを選ぶ方がお得だと思います。
このタイプはハイアールの洗濯容量4.5㎏タイプ。
新生活の家電セットでも組み込まれている事が多いですが、一人暮らしの方に非常に人気のタイプです。
1人分なら2~3日分までまとめて洗える容量です。
まとめ
ハイアールとAQUA(アクア)。大元はどちらも同じなのですが、ブランド展開が違っていて、AQUAの方がより機能重視のモデル展開となっています。
国内メーカーの製品は昔から「高機能、高性能こそ至高」みたいな考えで作られているので、それに伴い価格も高め。
それに対して海外メーカーは、必要最低限の機能や性能で抑えて価格を下げてくるパターンが多いです。
最近アイリスオーヤマの家電製品が人気なのも似た理由だと思いますが、最低限の機能で充分という方増えましたよね。
もちろん何を重視するかは、人それぞれ。使う人の考え方次第です。
家電量販店にいる販売員は国内メーカーからの派遣なので、海外メーカーをおすすめしてくることは稀ですが、そこまで悪くは無いですよ。
むしろ使っている人多いです。
もしそこが気になっているのであれば気にしなくてOK。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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