野菜室真ん中冷蔵庫が主流だった10年程前、その頃に冷蔵庫を購入した人達の買い替え時期になっており、ここ2年くらいで各メーカーから野菜室真ん中冷蔵庫が復活しています。
そしてついにパナソニックからも登場。印象として非常に使いやすそうです。
今回はパナソニックから出る新シリーズ(MEXタイプ)のおすすめポイントを解説していきます。
本記事の信頼性
Contents
パナソニック 野菜室まん中冷蔵庫 NR-F516MEX
仕様
- 定格容量:513ℓ
- 本体寸法:幅685mm×奥行き699mm×高さ1,828mm
- 年間消費電力量:283kWh/年※2021年省エネ基準達成率100%
- 1年間の電気代目安:7,641円
ポイント① 野菜室が使いやすい
高さが使いやすい
重たい野菜も楽々出し入れ出来ます。
製氷室や切替室の下に配置されており、腰より少し低い位置。
中腰になること無く、さらに取り出すときも肘を高く上げることも無く、一番楽な姿勢で野菜を扱えます。
もちろん引き出しが全開出来て奥まで見やすい「ワンダフルオープン」も対応。
野菜長持ちで使いやすい
さらに野菜の鮮度を長持ちさせる「Wシャキシャキ野菜室」搭載。
野菜室内が程よい湿度を維持出来るようにして、乾燥や水ぐされを防止。さらにエチレンガスを分解出来るフィルターも搭載しているので野菜の老化を防ぎます。
ポイント② パーシャル/はやうま冷凍切替室で保存上手
パーシャル
パーシャルなら-3℃で食材を微凍結。冷凍せずに食材の鮮度を落とさず1週間長持ち。
ひき肉も7日間変色も抑えて、解凍せずに使いたい分だけ使用出来ます。
はやうま冷凍
はやうま冷凍なら業務用レベルのパワフル冷凍で食材を一気に冷凍。細胞破壊を抑えて、解凍時もパサつかずに旨味を維持出来ます。
カット野菜も霜が付いて固まる事無く、パラパラ冷凍。
冷却能力の高さを利用してお弁当のあら熱取りも短時間で可能です。
生活スタイルに合わせて自由に切り替え可能
パーシャルとはやうま冷凍は設定で自由に切り替え可能。
普段はパーシャルとして、急速冷凍が必要な時ははやうま冷凍として使用。そしてまたパーシャルに切り替えという使い方も出来ます。
ポイント③ 今までと変わらない使用感
チルド室横に卵や小物を収納できるスペース。
実は2年前くらいからほとんどのメーカーの冷蔵庫はこの作りでは無くなりました。
最近は小物収納スペースが無くなり、チルド室が横一杯になっているものがほとんど。
チルド室の容量が広がったのは良い点ですが、左右どちらのドアも開かないとチルド室を引き出すことが出来ずに、今までの使用感に慣れている方はちょっと不便な感じ。
しかし今回のパナソニックの冷蔵庫は以前のタイプを採用。右側のドアを開くだけでチルド室を引き出せるので忙しい料理中もストレス無く使用出来ます。
もちろん卵もチルド室横に収納できるので冷蔵室スペースを広く活用できますね。
ポイント④ 鋼板ドアなので磁石がくっ付く
ガラス扉はスタイリッシュなデザイン、強度、お手入れ性の高さで最近主流になっていましたが、今回のパナソニックのモデルは鋼板タイプ。
しかしデザインはスタイリッシュで、最近流行りのステンレス調、清潔感のあるセラミックホワイトの2色展開になっています。
どちらもマットな加工が施されているので質感が非常に高いです。
そしてドアにも磁石がくっ付く仕様。
メモ帳やラップホルダーを貼りつけたりなどよりスペースの有効活用が出来ます。
ガラス扉のデメリットが解消された形です。
ポイント⑤ 高さを抑えたモデルも展開
NR-F486MEX
仕様
- 定格容量:483ℓ
- 本体寸法:幅685mm×奥行き699mm×高さ1,750mm
- 年間消費電力量:275kWh/年※2021年省エネ基準達成率100%
- 1年間の電気代の目安:7,425円
冷蔵スペースの高さを抑えることで、全体の高さを低くしています。
設置場所の上に収納棚や梁が出ているなどで、高さを確保出来ない場合や、冷蔵室はそこま容量無くてもOKという方におすすめ。
まとめ
今回のパナソニックのタイプは、ただ野菜室を真ん中にしたというだけではなく、“10年前と同じ使用感”になっており、今までの使いやすさを維持したいという方には非常におすすめのモデルです。
今後また野菜室真ん中タイプが主流になるかと言えば疑問ではありますが、こういう機種もラインナップの1つとして存在すれば、選ぶ幅が広がって良いですよね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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