ドラム式洗濯機の中でも高い人気を誇るパナソニックのLXシリーズ。
その中でも洗剤柔軟剤自動投入や温水洗浄を搭載している上位2機種「NA-LX129D」と「NA-LX127D」は人気が集中する機種です。
しかしこの2機種は価格が約7万円差あるのに機能の違いがわかりづらく、どちらにすべきか悩む人が多いです。
今回はこの2機種の違いと、どちらがおススメなのかを詳しく解説していきます。
本記事の信頼性
この記事は家電販売歴10年の私nananが書いています。
おうちに居ながら皆さんの家電選びのお手伝いが出来るように日々記事を執筆中。
実際に私もパナソニックのドラム式洗濯機「NA-LX129A」を使っています。
- こんな悩みを解決します
- ・NA-LX129DとNA-LX127Dの違いを知りたい!
・買うならどっち?
Contents
NA-LX129DとLX127Dの違い
NA-LX129DとNA-LX127Dの仕様・機能を表にまとめてみました。
型式 | NA-LX129DL | NA-LX127DL |
右開き | NA-LX129DR | NA-LX127CR |
色 | -W(ホワイト) -C(ベージュ) | -W(ホワイト) |
操作パネル | カラータッチパネル | ホワイト液晶操作パネル |
洗濯容量 乾燥容量 | 12㎏ 6㎏ | 12㎏ 6㎏ |
定格洗濯時間(約) 定格洗濯乾燥時間(約) | 32分 98分 | 32分 98分 |
AIエコナビ | 水温・衣類の量・衣類の質 | 水温・衣類の量・衣類の質 |
ナノイーX(黒カビ菌除菌) | 〇 | × |
スマホ連携 | 〇 | 〇 |
トリプル自動投入 | 〇 | 〇 |
温水洗浄 | 〇 | 〇 |
ステンレス乾燥フィルター | 〇 | 〇 |
ほとんどの機能は同じになっているこの2機種。
違いは「ナノイーXの有無」と「タッチパネルの有無」になります。
ナノイーX
最上位機種のNA-LX129DにはナノイーXが搭載されています。
- ナノイーXでできること
- ・水で洗えない衣類の消臭や除菌、花粉ケア
・洗濯槽のカビ除菌
衣類は革製品もOKだからジャケットなどもOK!外食時についた焼肉臭やタバコ臭を抑えてくれます。
特にスーツのジャケットやコートなど、「翌日も着るのにニオイが気になる…」なんて時に対策できるのは便利です。
その他、洗濯槽内の菌の繁殖を抑えて清潔な状態をキープしてくれます。
タッチパネル
私は現在、NA-LX129を使用していますがタッチパネルは思った以上に便利です!
- タッチパネル液晶のメリット
- ・イラストと大きな文字で表示してくれるから見やすい
・ヘルプを押せば説明を随時確認できるから取説不要
・過去の運転履歴からコースを選べるので操作数が少なくて済む
・ボタン式に比べて軽い力で操作できる
特に履歴からコース選択できるのは相当快適。
よく使うコースはある程度数種類に絞られると思うので、履歴から選択できればストレスを減らせます。
デザイン
操作部がタッチパネルになることで余計な文字やボタンなどが排除されている分、LX129Dは他に比べてスッキリしたデザインになっています。
洗濯機は生活の中で毎日視界に入る家電。洗濯機置き場の空間づくりにこだわりたいなら、よりスッキリしたデザインのNA-LX129Dがおススメです。
LX129D vs LX127D 買うならどっち?
予算関係なしならNA-LX129Dが良いに決まっていますが、LX127Dと比べると約7万円差というのは無視できない金額差。
実際にLX129を使ってみたうえで、それぞれの機種がどんな人におススメなのかを紹介します。
とにかくストレスを減らしたいならLX129C
コースの種類はNA-LX127Dとほぼ同じですが、タッチパネル操作によるコース選びの使いやすさ、履歴機能、コース検索機能など誰でも使いこなしやすいようになっているのがLX129Cの魅力。
ナノイーX搭載でカビ除菌など他のドラム式洗濯機以上のケアができる、本当に“何でも入り”のモデルです。
タッチ液晶になったことでかなりスッキリしたデザインになっており、インテリア性にもこだわりたいなら間違いなくこの機種ですね。
基本コースしか使わないならLX127Dで充分
毎回色んなコースを使い分けることがないならタッチ操作でなくてもOKだと思います。そんな人はLX127Cがおススメ。
実はタッチパネルタイプのLX129Dよりもこっちの方が電源の立ち上がりが早く、せっかちさんにはこっちの方が好まれます。
ドラム式洗濯機の耐用年数は7年
洗濯機の耐用年数は7年。使い方にもよりますが基本的に7~10年くらい使い続ける人が多いです。
LX129DとLX127Dの価格差7万円も7年使うと考えれば1年あたり約1万円、1か月あたり約833円の差。
1か月約833円でタッチ操作の快適性やナノイーXによる清潔性強化が手に入ると考えたときに安いと感じるのか、高いと感じるかで選ぶと良いと思います。
LX129D、LX127Dどちらも値引きできない
パナソニックのドラム式洗濯機(LXシリーズ)はメーカー指定価格商品となっており、どの家電量販店でもまったく同じ価格、しかも値引き交渉ができないようになっています。
メーカー指定価格商品とは
製品の販売価格を家電量販店などの販売店ではなく、メーカーが指定できるようになっている仕組み。
対象製品が売れ残った際のリスクをメーカー側が持つので、ざっくりしたイメージでいうと『メーカーが家電量販店の場を借りて直接販売している』状態。
家電量販店関係者の間では「条件付き販売商品」という言い方もされています。
メーカー指定価格については別記事で詳しく解説しています。
パナソニック以外だと東芝が有力候補
値引きができないのでどうしても他メーカーに比べると価格が高いパナソニックのドラム式洗濯機。
「さすがにもっと価格を抑えたい…!」というなら個人的に東芝がおススメです。
パナソニック同様、温水洗浄や洗剤柔軟剤自動投入に対応。乾燥についてはパナソニックよりも1㎏多い7㎏まで一度に乾燥できます。
乾燥まで使ったときの電気代や洗剤自動投入のタンクの大きさなどパナソニックと比較すると劣るポイントもありますが、そこまで気にしないならコスパ面で一押しです。
まとめ
パナソニックドラム式洗濯機の上位2機種である、LX129DとLX127Dは「ナノイーX」、「タッチパネル」この2つの違いだけです。
ただしこの2つのお陰で使いやすさが向上しており、よりストレスフリーを求めるならLX129Dを選ぶ価値はあります!
この2機種を含むパナソニックドラム式洗濯機(LXシリーズ)はメーカー指定価格商品となっているので値引き交渉できません。そういった意味ではLX129Dよりも約7万円安いLX127Dもかなり魅力的。
この記事を参考にしつつ、あなたにぴったりな機種を選んでもらえたらと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。