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こんな悩みを解決します
- 野菜室真ん中冷蔵庫。どれがおススメ?
- 各メーカーの特徴が知りたい!
Contents
【2022年版】野菜室真ん中冷蔵庫の選び方
2020年10月末にパナソニックが野菜室真ん中冷蔵庫をファミリー向けとして久しぶりに発売したことで、国内主要メーカー全てから野菜室真ん中冷蔵庫を選べるようになりました。
各メーカーそれぞれ特徴が分かれているので、あなたが「野菜室真ん中」というこだわりの次に何を優先するのかでおすすめも変わってきます。
容量?鮮度長持ち機能?使いやすさ?
これから各メーカーの特徴を紹介していくので、参考にしてみてください。
野菜室の容量重視なら東芝
野菜室真ん中にこだわり続けたメーカー
東芝は他のメーカーが冷凍室真ん中に移行していく中で、ずっと野菜室真ん中にこだわり続けました。
野菜の鮮度を維持するために高湿度で野菜の乾燥を防ぐなど、野菜重視の機能が多く搭載されています。
そして何より野菜室が大容量。他のメーカーの同サイズ冷蔵庫(野菜室真ん中タイプ)と比較すると断トツの広さ。野菜室をまとめ買いする方には一番おすすめしたい冷蔵庫になります。
手が塞がっていてもOKの「タッチオープン」ドア
東芝の冷蔵庫と言えば、タッチオープン。
触れるだけで簡単に冷蔵室のドアを開ける事が出来ます。
料理中で手が汚れていたり、塞がっていたり。または力が弱い方でも簡単に使用できます。
大容量なのにコンパクト設計
他メーカーの野菜室真ん中冷蔵庫は、同容量ではどうしても外寸が大きくなっています。
しかし東芝はコンパクト設計を維持しているので、設置スペースが限られている中で少しでも大容量の冷蔵庫を置きたい方におすすめです。
冷凍も重視したい人向けの三菱
三菱と言ったら「切れちゃう瞬冷凍」
三菱冷蔵庫で有名な機能はやっぱり「切れちゃう瞬冷凍」ですね。
-7℃で凍らせて約3週間食品の保存が出来ます。そしてポイントは凍ったままでも包丁が入りやすい!
必要な分だけ使って、使わない分はまた瞬冷凍室に戻せるので食材の無駄が無くなります。
野菜だけでなく、肉や魚などの食材の長期保存、作り置きをしたい方におすすめです。
野菜の保鮮は△
野菜室真ん中タイプではありますが、野菜の保鮮能力は他と比べるとイマイチです。
野菜室の保湿能力が他メーカーに比べて対策が弱いのでうるおい度は他に軍配が上がります。
また、野菜の栄養素維持のためのLEDユニットからの光を野菜室内に行き届けるためには、野菜の配置を考える必要があるので使い方に要注意です。
使いやすさで選ぶならパナソニック
トップユニット&ワンダフルオープン
ついにパナソニックから2020年10月下旬に登場した野菜室真ん中タイプ。
パナソニック冷蔵庫で好評のトップユニット方式やワンダフルオープンがしっかり採用されています。
トップユニット方式は冷蔵室最上段奥のデッドスペースになりやすい箇所にコンプレッサーを配置することで野菜室や冷凍室のスペースを広げる効果があります。
ワンダフルオープンは野菜室、冷凍室の引き出しが最後までしっかり引き出せるので、奥までしっかり見渡しやすく、さらにタンクも簡単に取り外しが可能でお手入れも楽々。
今使用している冷蔵庫と同じ使用感
最近はガラスドアが主流になってきましたが、パナソニックの野菜室真ん中冷蔵庫は鋼板タイプ。
つまりドア表面にマグネットを付ける事が出来るので、メモを貼れます。
また、冷蔵室右側ドアを開くだけで、チルドルームの引き出しも開閉出来ます。
最近の冷蔵庫は左右のドアを開かないと、チルドルームを引き出せなかったので、これは使い勝手良いです。
「え、そんなの当たり前じゃないの?」という部分が最近の冷蔵庫では出来なくなっていたので、このパナソニック冷蔵庫は今までと同じように使えるのですんなり切り替えやすいですね。
「パーシャル」や「はやうま」などの人気機能も搭載
-3℃で生鮮品を1週間長持ちさせる「パーシャル」。シャリシャリくらいで微凍結させるので必要な分だけ使用でき、解凍不要。
切り替えで「はやうま冷凍」にも出来ます。業務用レベルの急速冷凍で家庭でも簡単に冷凍食品が作れます。カット野菜をパラパラのままで冷凍出来たり、お弁当のあら熱取りにも便利です。
より詳しく知りたいならこっちもチェック
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パナソニックの野菜室真ん中冷蔵庫が使いやすそう。おすすめポイントも紹介
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生活スタイルの変化に柔軟に対応できる日立
自由に切り替え可能な「ぴったりセレクト」
2つのメイン引き出しを「野菜」「冷凍」「冷蔵」モードのいずれかに、自由に切り替えが可能。
その時の生活スタイルに合わせて、冷蔵庫購入後も自由に組み合わせを切り替えれます。
上段を野菜室、下段を冷凍室で使っていたけど、冷凍がメインになってきたら上下を切り替えたり出来るので未来の事を考えて購入しなくてもOKです。
日立らしい充実した冷蔵室機能
日立と言えば冷蔵室の機能が充実している点。
冷蔵室全体を2℃のチルドルームに出来る「まるごとチルド」で保鮮能力を高めており、温かい鍋もそのまま入れる事も出来ちゃいます。
また、庫内湿度も高いので、1晩くらいならラップをせずにサラダやケーキも保存可能。
「特鮮氷温ルーム」は-1℃の凍らない温度帯で保存できるので、肉魚も7日間長持ちします。
奥行きスリム&大容量冷凍室のシャープ
奥行き630mmと超スリム!キッチンを広く使える薄型冷蔵庫
シャープから登場した奥行スリムタイプ。「キッチンを広く使いたい。けど大容量タイプが欲しい!」という人にはベストな冷蔵庫だと思います。
冷凍食品もまとめ買いしやすい!メガフリーザー
コンパクト設計なのに冷凍庫容量135ℓと大容量。※上段冷凍室、製氷室含む。
引き出しも多く、整理整頓しやすいのでたくさん入れても見つけやすいのも嬉しいポイント。
他のシャープ家電との連携も
家庭内の無線LAN接続をすることで、他のシャープ家電と連携も可能です。
おうちの家電をシャープで揃えれば家電同士が連携し、例えば冷蔵庫が提案した献立をヘルシオへ共有→スタートを押すだけで調理開始。という使い方も出来ます。
この冷蔵庫については別記事で特集しています。
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奥行きスリムな63cm!シャープの薄型冷蔵庫を家電のプロが徹底解説
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まとめ
野菜室真ん中冷蔵庫は一時期東芝のみでしたが、10年ほど前の野菜室真ん中が主流だった時代に冷蔵庫を購入した人達の買い替えをターゲットに、各メーカーが再度ラインナップを復活させている状況です。
各メーカーそれぞれ特徴がはっきりと分かれており、目的に合わせて選べるようになっています。
冷蔵庫に何を求めているかを考えつつ、この記事が参考になればと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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