
最近となっては一人暮らしでも使っている人が増えてきたドラム式洗濯機。
でも一人暮らしにとってドラム式はまだまだ憧れの家電。そうなっている理由が主にこの2つ。
- 設置スペースが無い
- 本体価格が高い

特に価格面。
安い機種でも15万~20万円ゾーンで、一人暮らし用の縦型洗濯機が5万以内で購入できるって考えたら3~4倍は即決できないですよね…。
そんな中で2022年4月、ハイアールから10万円以内で手に入る鬼コスパなドラム式洗濯機が登場。今、若者を中心に話題になっています。
その名も「AITO(アイト)」

今回はこのAITOの魅力について詳しく解説していきます。
- 本記事の信頼性
- この記事は家電販売歴10年の私nananが書いています。
おうちに居ながら皆さんの家電選びのお手伝いが出来るように日々記事を執筆中。
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この記事でわかること
ハイアールのドラム式洗濯機「AITO」のおすすめポイント、そしてデメリットをわかりやすく解説しています。
AITOがどんな人におすすめなのかも紹介しているので最後までチェックしてみてください。
Contents
一人暮らしにおすすめしたい ハイアールのドラム式洗濯機「AITO」 5つの魅力

ハイアールからAITOが登場してからすぐに注目された理由は大きくこの5つ。
- 洗剤柔軟剤自動投入搭載!
- 多彩なコース搭載で便利!
- 奥行きと高さがコンパクト!
- 思い切って乾燥機能は無し!
- 自慢したくなるデザイン性!

それでは1つずつ解説していきますね。
洗剤柔軟剤自動投入を搭載

最新洗濯機で今一番トレンドな機能「液体洗剤柔軟剤自動投入」に対応。
洗濯する衣類の量に合わせて自動で洗剤量を計算→投入してくれる超快適な機能です。

洗剤の入れすぎ防止になって経済的!
洗剤の入れすぎは洗濯機にとってはカビや故障の原因。衣類にとっても傷みの原因になるので良い事無いです。

洗剤ボトルへの詰め替え作業も短縮されるし相当ラクになりますね!
10万円以下なのに多彩なコースを搭載
AITOはできることが多彩。
- AITOができること
- 標準・標準(すすぎ1回)・自分流・快速・念入り・香りアップ・白さ追求・タオル・ソフト・ドライ・ふとん毛布・洗えるスーツ・すすぎ+脱水・脱水のみ・槽洗浄

温水で衣類を洗う設定もできます。だからワイシャツの襟などの黄ばみ対策、衣類やタオルのニオイ対策にも有効です。


お湯洗いのメリットは、①皮脂を溶かす。②洗剤の酵素活性化で洗浄力UP。
ここぞという時に自宅の洗濯機で対応できるのは安心ですね。

スーツ洗い専用のコースも社会人には嬉しい機能。
汚れが少ない日は快速コース。15分でスピード洗濯できるから時短で済みます。
奥行きと高さがコンパクト
AITOの本体サイズは、幅595mm×奥行き640mm×高さ860mmの超コンパクト設計。
狭い空間でも設置しやすく、圧迫しづらいのでまさに一人暮らしの人にぴったりです。

本体の高さが低いから、蛇口位置が低くても対応しやすいですね。

収納ラックなどで洗濯機の上部スペースの有効活用できそう♪
参考までに一般的なドラム式洗濯機のサイズは大体、幅600mm×奥行き720mm×高さ1,050mmくらい。特に奥行きと高さが一般のタイプよりも断然コンパクトですね。
乾燥機能は付いてません
ドラム式洗濯機といったら乾燥までできる。そんなイメージですがAITOは乾燥機能をあえて省いています。
実はドラム式洗濯機を持っていても、乾燥機能を使っていない人って結構多いんです。

確かに乾燥機能は干す手間を省いてくれるので便利な機能ですが、デメリットもいくつかあります。
- 乾燥機能のデメリット
- ・高温の乾燥風による衣類への痛み
・洗濯機本体のサイズが大きくなってしまう
・本体価格が高くなってしまう
・お手入れ箇所が増える
・電気代がかかる
AITOは敢えて乾燥機能を省いたからこそ、奥行き640mm、高さ860mmの超コンパクト設計&10万円以下の低価格を実現しています。

一人暮らしなら洗濯量もそんなに多くないし、エアコンや除湿器を使って部屋干しできますもんね。

どちらかというと設置性と低価格を実現してくれている方が嬉しい人は多いと思います。
自慢したくなるデザイン性

無駄のないシンプルでスタイリッシュなデザイン。だからどんな空間にもマッチします。

AITOがあるだけでランドリールームが一気にオシャレに格上げされますね。

ついつい眺めていたくなるから洗濯するのも楽しみになりそうです。
ちゃんと知っておこう。AITOのデメリット

良いことばかりでは無いのが家電製品の特長です。
AITOは無駄を省いて洗練されていますが、それゆえのデメリットももちろんあります。

おすすめするからこそ、デメリットをしっかり知っておいて欲しいです。
- AITOのデメリット
- ・音や運転時間などの基本性能は低め
・ドアの開きは選べない(左開きのみ)
・遠隔操作はできない
・洗剤柔軟剤自動投入タンクのお手入れ
・乾燥機能が付いていない

詳しく教えてください!
基本性能は低め
AITOの基本スペックはこんな感じ。
- AITOの仕様
- 品番:JW-TD90SA
洗濯容量:9㎏
標準使用水量:71L
運転時間:標準コース53分
運転音:洗い時33db / 脱水時48db
洗濯容量9kg対応なので一人暮らしだとまとめ洗いもOKなのは嬉しいですが、それに掛かる時間が53分はちょっと長めですね。
一般的なドラム式洗濯機が12㎏洗うのに35分くらいなのでスペック差は正直あります。

対応として、急ぎのときやそこまで汚れいていないときは快速コース(15分)を使った方が良いですね。
音も脱水時48dbなのでこれも少し大きめ。
深夜早朝での洗濯が多い人は防振ゴムを洗濯機下に置くのがおすすめです。
ドアは左開きだけ
AITOは左開きだけしか選べません。

向かって右から左に開くタイプってことですね。ドアの軸が左になります。
設置場所の右側に壁があるときは使い勝手をイメージしておき、使いづらくないかをチェックしましょう。
遠隔操作はできない
洗剤柔軟剤自動投入モデルにはスマホ連携による遠隔操作に対応している機種が多いです。
でもAITOは非対応。

遠隔操作は今のところお出かけ前に「遠隔」状態に洗濯機を設定しておかないと使えません。思い立った時に使える機能ではまだ無いので正直無くてもOKかなと。

もちろん予約設定はできるから寝ている間の洗濯やお出かけ時の洗濯は予約を活用しましょう。
洗剤柔軟剤自動投入タンクのお手入れ
これはAITOに限らず、洗剤柔軟剤自動投入搭載モデルの宿命ですがタンクのお手入れが定期的に必要です。
AITOの場合は洗剤と柔軟剤のタンクが独立していないので、洗剤or柔軟剤のどちらかが中途半端に残っていたときに残量が無駄になるのがちょっと残念ポイント。

乾燥機能が付いていない
これをAITOのデメリットに入れるか悩みました…。
でも「コンパクトで乾燥機能も付いていたら最高!」という人もいるだろうなと思ったのでデメリットとしても紹介しておきます。

AITOは乾燥機能を“敢えて”省いているモデル。
乾燥機能が欲しい人はAITOではなく、シャープのコンパクトドラムなどをおすすめしますよ!

洗剤柔軟剤の自動投入機能やお湯洗いコースなどは無いですが、乾燥機能を搭載しながら奥行600mmのコンパクトモデルです。
AITOはこんな人におすすめ

魅力やデメリットをいくつか紹介してきましたが、AITOはこんな人にピッタリなドラム式洗濯機です。
- 一人暮らしでもドラム式洗濯機を使いたい
- オシャレな洗濯機を使いたい
- 高さを抑えた洗濯機を探している
- 外干し派 / 部屋干しOK
- 洗剤柔軟剤自動投入が欲しいけど値段が高いのはムリ!
この中の3つ以上が当てはまると、きっとあなたはAITOで幸せな生活が送れます。

省くものは省いて、そして必要なものはしっかり搭載されているAITO。
とてもメリハリの効いててハッキリしていて、私も好きな洗濯機です。

ミニマニストの方にも好まれそうですね。
今までのドラム式洗濯機は15万~30万円出さないと手に入らない贅沢品でしたが、10万円以下なら許容範囲内ではないでしょうか。
元々予算を高めに設定していた人もAITOにすれば出費を抑える事ができるのでお部屋のインテリアを追加したり、他の家電に充てたり、旅行したり…。もっと生活が豊かになりそうですね。
ハイアールから登場したAITO。これはアリです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。