最近は一人暮らしでもドラム式洗濯機を使っている人が増えています。
でも一人暮らしにとってドラム式はまだまだ憧れの家電。そうなっている大きな理由がこの2つ。
- 設置スペースが無い
- 本体価格が高い
特に価格面。安い機種でも15万~20万円ゾーンで、一人暮らし用の縦型洗濯機が5万以内で購入できるって考えたら3~4倍は即決できないですよね…。
そんな中、ハイアールから10万円以内で手に入る高コスパなドラム式洗濯機「AITO(アイト)」が登場。若者を中心に話題になっています。
今回はこのAITO(JW-TD90SA)の魅力について詳しく解説していきます。
本記事の信頼性
この記事は家電販売歴10年以上の私nananが書いています。
おうちに居ながら皆さんの家電選びのお手伝いが出来るように日々記事を執筆中です。
- こんな悩みを解決します
- ・AITOの特徴を知りたい!
・AITOのデメリットは?
・どんな人におすすめ?
・AITOの口コミは?
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Contents
ハイアールのドラム式洗濯機「AITO」 の特徴
ハイアールからAITOが登場してからすぐに注目された理由は大きくこの5つ。
- 洗剤柔軟剤自動投入搭載
- 多彩なコース搭載で便利
- 奥行きと高さがコンパクト
- 乾燥機能なし
- 自慢したくなるデザイン性
洗剤柔軟剤自動投入を搭載
最新の洗濯機で今一番トレンドな機能「液体洗剤柔軟剤自動投入」に対応。
洗濯する衣類の量に合わせて自動で洗剤量を計算→投入してくれる超快適な機能です。
洗剤の入れすぎ防止になって経済的!洗剤の入れすぎは洗濯機にとってカビや故障の原因。衣類にとっても傷みの原因もなります。
洗剤ボトルへの詰め替え作業もなくなるので手間も減らせます。
10万円以下なのに多彩なコースを搭載
AITOはできることが多彩。
- AITOができること
- 標準・標準(すすぎ1回)・自分流・快速・念入り・香りアップ・白さ追求・タオル・ソフト・ドライ・ふとん毛布・洗えるスーツ・すすぎ+脱水・脱水のみ・槽洗浄
温水で衣類を洗う設定もできます。だからワイシャツの襟などの黄ばみ対策、衣類やタオルのニオイ対策にも有効です。
お湯洗いのメリットは、「皮脂を溶かす」「洗剤の酵素活性化で洗浄力UP」の2つ。つまりかなり高い洗浄力を発揮できます。ここぞという時に自宅の洗濯機で対応できるのは安心ですね。
スーツ洗い専用のコースも社会人には嬉しい機能。
汚れが少ない日は快速コース。15分でスピード洗濯できるから時短で済みます。
奥行きと高さがコンパクト
AITOの本体サイズは、幅595mm×奥行き640mm×高さ860mmの超コンパクト設計。狭い空間でも設置しやすく一人暮らしにピッタリです。
本体の高さが低いから、蛇口位置が低くても対応しやすいですね。
収納ラックなどを使って、洗濯機の上の空間を有効活用することもできます。
参考までに一般的なドラム式洗濯機のサイズと比べてAITOは、幅はほぼ一緒ですが、奥行きがマイナス6cm、高さがマイナス10cmくらいコンパクトになっています。
乾燥機能は無し
ドラム式洗濯機といったら乾燥までできる。そんなイメージですがAITOは乾燥機能をあえて省いています。
実はドラム式洗濯機を持っていても、乾燥機能を使っていない人って結構多いんです。
確かに乾燥機能は干す手間を省いてくれるので便利な機能ですが、デメリットもいくつかあります。
- 乾燥機能のデメリット
- ・高温の乾燥風による衣類の傷み
・洗濯機本体のサイズが大きくなってしまう
・本体価格が高くなってしまう
・お手入れ箇所が増える
・電気代がかかる
AITOはあえて乾燥機能を省いたからこそ、奥行き640mm、高さ860mmの超コンパクト設計&10万円以下の低価格を実現しています。
一人暮らしなら洗濯量もそんなに多くないし、エアコンや除湿器を使って部屋干しできますもんね。
自慢したくなるデザイン性
無駄のないシンプルでスタイリッシュなデザイン。だからどんな空間にもマッチします。
AITOがあるだけでランドリールームが一気にオシャレに格上げされますね。
洗濯ってもともと面倒な家事。だからこそ見た目でテンションを上げることができるってすごく大事です。
ちゃんと知っておこう。AITOのデメリット
良いことばかりでは無いのが家電製品。
AITOは無駄を省いて洗練されていますが、それゆえのデメリットももちろんあります。
おすすめするからこそ、デメリットをしっかり知っておいて欲しいです。
- AITOのデメリット
- ・音や運転時間などの基本性能は低め
・ドアの開きは選べない(左開きのみ)
・遠隔操作はできない
・洗剤柔軟剤自動投入タンクのお手入れ
・乾燥機能が付いていない
基本性能は低め
AITOの基本スペックはこんな感じ。
- AITOの仕様
- 品番:JW-TD90SA
洗濯容量:9㎏
標準使用水量:71L
運転時間:標準コース53分
運転音:洗い時33db / 脱水時48db
本体サイズ:幅595mm×奥行き640mm×高さ860mm
取扱説明書はこちら
洗濯容量9kg対応なので一人暮らしだとまとめ洗いもOKなのは嬉しいですが、それに掛かる時間が53分はドラム式洗濯機の中ではちょっと長め。
一般的なドラム式洗濯機が12㎏洗うのに35分くらいなのでスペック差は正直あります。
対応として、急ぎのときやそこまで汚れいていないときは快速コース(15分)を使った方が良いです。
音も脱水時48dbなのでこれも少し大きめ。
深夜早朝での洗濯が多い人は防振ゴムを洗濯機下に置くのがおすすめです。
実際に運転中の様子を見ると、結構揺れています。
洗濯機の振動しばらく様子みてたけどやっぱりおかしいんじゃないかって思うw
Haier AITOってやつ pic.twitter.com/sbbwugpJEi— ゆ@ (@aottaki) July 27, 2023
ドアは左開きだけ
AITOは左開きだけしか選べません。
向かって右から左に開くタイプってことですね。ドアの軸が左になります。
設置場所が、ドアの開く方向と逆側に壁がある場合は使いづらくないかをチェックしましょう。
遠隔操作はできない
洗剤柔軟剤自動投入モデルにはスマホ連携による遠隔操作に対応している機種が多いです。
でもAITOは非対応。
でも、遠隔操作は今のところお出かけ前に「遠隔」状態に洗濯機を設定しておかないと使えません。思い立った時に使える機能ではまだ無いので正直なくてもOKかなと。
「〇時間後に洗濯完了」などの予約運転はもちろん設定できるので、そこまで不便にはなりません。
洗剤柔軟剤自動投入タンクのお手入れ
AITOに限らず、洗剤柔軟剤自動投入搭載モデルはタンクのお手入れが定期的に必要です。
AITOの場合は洗剤と柔軟剤のタンクが独立していないので、洗剤or柔軟剤のどちらかが中途半端に残っていたときに残量が無駄になるのがちょっと残念ポイント。
乾燥機能が付いていない
これをAITOのデメリットに入れるか悩みました…。
でも「コンパクトで乾燥機能も付いていたら最高!」という人もいるだろうなと思ったのでデメリットとしても紹介しておきます。
AITOは乾燥機能を“あえて”省いているモデル。
乾燥機能が欲しい人はAITOではなく、シャープのコンパクトドラムなどをおすすめしますよ!
洗剤柔軟剤の自動投入機能やお湯洗いコースなどは無いですが、乾燥機能を搭載しながら奥行600mmのコンパクトモデルです。
しかもドアは左開きだけではなく、右開きも選べます。
AITOの口コミ、レビューをチェック
AITOを実際に使っている人のレビューを集めました。
X(旧Twitter)の口コミ
1〜2人用のドラム式洗濯機ならハイアールのAITOおすすめ。まず何よりデザインがおしゃれ。タッチパネルのメニューは普段は消えてます。乾燥機能ないけど、これで10万円以内はすごい。今のところ2ヶ月使って問題なし、ドラム式の割には静かでいい買い物できたなって思う!#ドラム式洗濯機 #家電 pic.twitter.com/KxxSoaz03X
— momo@新作コスメ・セール情報 (@mpcosme) January 2, 2023
どべべーん!ニューフェイスのハイアールAITO(アイト)君どぇす!コンパクトになった〜 pic.twitter.com/7DVIE49gOl
— ネリコ (@merimacco) September 17, 2022
その他口コミ
- 高評価レビュー
- ・思ったよりも運転音静かだった
・しっかり汚れは落とせるけど脱水が硬めな気がする
・自動投入が便利
・風呂水は使えないけど温水洗浄あるから嬉しい
- 低評価レビュー
- ・脱水時の音が大きい
・価格相応
・設置が適当だった
色んなサイトを調べましたが、低評価レビューは少なかったです。音に関しても、そこまでうるさくないという口コミも多く、設置がきちんとされていないなど別の原因もあるようです。
業者の設置については大手量販店で頼んでも下請けが行ったりして質のバラつきがあるので運要素が強いのが本音。設置後に気になることがあれば遠慮なく言いましょう。
【追記】AITOに12kgタイプが登場!
- 仕様
- 品番:JW-TD120SA
洗濯容量:12㎏
標準使用水量:84L
運転時間:標準コース35分
運転音:洗い時37db / 脱水時53db
本体サイズ:幅595mm×奥行き700mm×高さ940mm
取扱説明書はこちら
2024年4月にAITOに洗濯容量12kgタイプが追加されました。今までの9kgでは1回の洗濯量が物足りないという方は新登場の12kgタイプも検討してみてください。
9→12kgと洗濯容量が3kg増えているのに洗濯時間が大幅に短縮されています。奥行きが一般的なドラム式洗濯機とほぼ同じ700mmですが、高さは1000mm未満と相変わらずコンパクトです。
対応コースは9kgタイプと同じになるので、数日分を貯めて洗う方や大家族の方はこの12kgタイプが使いやすいと思います。
AITOはこんな人におすすめ
魅力やデメリットをいくつか紹介してきましたが、AITOはこんな人にピッタリなドラム式洗濯機です。
- 一人暮らしでもドラム式洗濯機を使いたい
- オシャレな洗濯機を使いたい
- 高さを抑えた洗濯機を探している
- 外干し派/部屋干しOK
- 洗剤柔軟剤自動投入が欲しいけど値段が高いのはムリ!
この中の3つ以上が当てはまると、きっとあなたはAITOで幸せな生活が送れます。
省くものは省きつつ必要なものはしっかり搭載されているAITOは、ミニマリストもからも注目されており、私にとってもイチ押しの洗濯機です。
今までのドラム式洗濯機は15万~30万円出さないと手に入らない贅沢品でしたが、10万円以下なら許容範囲内ではないでしょうか。
元々予算を高めに設定していた人もAITOにすれば出費を抑えることができるのでお部屋のインテリアを追加したり、他の家電をグレードアップさせたり、旅行したり…。もっと生活が豊かになりそうですね。
ハイアールから登場したAITO。これはアリです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。