ドラム式洗濯機選びでとりあえず候補として挙げられるのは盤石の人気を誇るパナソニックでしょう。
2021年に約7、8年ぶりのフルモデルチェンジ。LXシリーズとなり、機能性だけでなくデザイン性も大幅にアップして注目を集めました。
パナソニックの良いところはラインナップ数の多さ。種類が豊富なので自分にあった機種を選びやすいのが良い点ですね。
そして2022年10月。昨年からさらに使い勝手が向上した2022年モデルの新型LXシリーズが登場。
今回はパナソニックの新型ドラム式洗濯機2022年モデル LXシリーズの特徴を新機能を含めてをわかりやすく解説していきます。
本記事の信頼性
- こんな悩みを解決します
- ・パナソニックの新型ドラム式洗濯機LXシリーズ(2022年モデル)の特徴は?
・LXシリーズはどんな人におすすめ?
・LXシリーズをお得に購入するには?
Contents
【2022年モデル】パナソニックドラム式洗濯機LXシリーズの特徴
2021年モデルと比較すれば2022年モデルはマイナーチェンジといえますが、普段使いをする上でさらに使い勝手が向上しています。
もともとの性能がかなり良かったのでさらに盤石となった印象ですね。
ドラム式洗濯機ユーザーの不満を解消する機能が満載
もし今すでにドラム式洗濯機を使っているなら、こんな不満を持ったことありませんか?
- 汚れが落ちない
- 乾燥しても乾かない
- 片寄りエラー起きすぎ
- 振動が大きい
- お手入れ(メンテナンス)が面倒
今のパナソニックドラム式洗濯機はこれらの不満点を解決できるように進化しています。
不満解消ポイント①【洗浄力】
正直ここ数年のドラム式洗濯機は使い方間違えなければ充分洗浄力ありますが、LXシリーズは従来のモデル(VXシリーズ)よりもさらに進化しています。
たっぷりの泡を作って、従来よりも勢いのあるシャワーで衣類に噴射。
泡を繊維の奥までしっかり浸透させます。
洗濯槽内部の構造も改良されていて、よりしっかり衣類を持ち上げて槽内で動かせるようになっています。
もみ洗い効果がより高まりますね!
さらに従来通りの「温水洗浄」もしっかり対応。皮脂、黄ばみ対策、そして除菌までもおうちで対策できます。
不満解消ポイント②【乾燥ムラ対策】
省エネ性とパワーを兼ね備えたヒートポンプ方式を今回もしっかり採用。
とくに上位機種2機種は「ふんわりジェット乾燥」でより大量の乾燥風を衣類にあててシワ抑制や乾きムラを抑えて効率よく乾燥させていきます。
不満解消ポイント③【片寄りエラー抑制】
センサーの配置場所がLXシリーズになってから見直されていて、片寄り検知の精度がUPしています。
重たい衣類(ジーンズやトレーナー)の洗濯中でも、センサーがドラム槽の回転数を自動制御してくれるので片寄り補正や、振動・運転音を抑えてくれます。
ドラム式洗濯機は片寄りエラー起きやすいからこれは嬉しい!
不満解消ポイント④【振動抑制】
ドラム式洗濯機の不満点として、口コミでもよく見かける【振動】
LXシリーズでは洗濯槽周りの改良が入って、振動を従来より抑えてくれるようになりました。
バランサーの追加で、洗濯槽回転時の振幅を抑制。
ダンパーを1本追加して、床への振動の伝わりを抑制しています。
マンションなどの集合住宅はもちろん、戸建てで防水パン無しの床直置きにも安心の設計ですね。
不満解消ポイント⑤【メンテナンス性】
個人的に一番感動したポイントです。
ドラム式洗濯機の窓パッキング。ここって洗剤カスやホコリが溜まってお手入れ面倒じゃないですか?
LXシリーズは待望の窓パッキング部分の自動洗浄機能が搭載されています。
これは非常に嬉しい機能!まさにこんなの待ってましたという感じです。
相当お手入れ楽になりそう!
実際に私自身、LXシリーズを使っていますが窓パッキングの裏側は相当キレイな状態を維持できています。
ちなみにパナソニックの新型ドラム上位機種2機種(温水洗浄対応モデル)は旧型と同様、60℃槽カビクリーンを引き続き搭載。
洗濯槽クリーナー不要!そして2時間で終わるという超人気機能。
月に1回これやっておけば相当安心です。
おしゃれ着用洗剤も自動投入対応
好評すぎてほとんどのメーカーが今や搭載している「洗剤柔軟剤自動投入」
2022年もおしゃれ着洗剤まで自動投入に対応しているのはパナソニックのLXシリーズだけ。
しかも洗剤柔軟剤タンクも大型だから大容量タイプの洗剤もしっかり入ります。
2022年モデルから搭載された注目機能
LXシリーズになって2年目。2022年モデルになって搭載された機能はこの3つ。
- 専用コースがより充実
- 取り忘れアラーム搭載
- クラウドAIでより正確な運転終了時刻がわかる
- ナノイーXがさらに強化
とくに注目なのは新たに追加された「シワ取り・消臭コース」
普段使いとしてかなり優秀だと思います。
1回着たくらいでは中々洗濯しないなって衣類のケアにおすすめの機能。写真のようなズボンやカーディガンなどに使えます。
クローゼットに閉まっていたシャツ類を着ていく前にこのコースでケアなんて使い方も便利そうですね。
朝起きてその日着たいシャツをシワ取り・消臭コースで運転→その間にお出かけの準備をすればかなり効率良いです。
その他の新機能については別記事で詳しく紹介しています。気になる人は併せてチェックしてみてください。
高級感あるマットな質感とデザイン性
最近流行りのマットな質感、無駄な情報、凹凸を限りなく省いたノイズレスデザイン。
デザインへのこだわりはさすがパナソニックですね。
LXシリーズはとにかく無駄なライン(線)が少ないんですよね。これは実際にお店で他メーカーと見比べて欲しいポイントです。
パナソニックドラム式洗濯機 LXシリーズ(2022年モデル) ラインナップ
型式 | NA-LX129BL-W | NA-LX127BL-W | NA-LX125BL-W | NA-LX113BL-W |
右開き | NA-LX129BR-W | NA-LX127BR-W | NA-LX125BR-W | × |
操作パネル | カラータッチパネル | ホワイト液晶操作パネル | ホワイト液晶操作パネル | LED操作パネル |
洗濯容量 乾燥容量 | 12㎏ 6㎏ | 12㎏ 6㎏ | 12㎏ 6㎏ | 11㎏ 6㎏ |
定格洗濯時間(約) 定格洗濯乾燥時間(約) | 32分 98分 | 32分 98分 | 32分 119分 | 31分 119分 |
AIエコナビ | 水温・衣類の量・衣類の質 | 水温・衣類の量・衣類の質 | 衣類の量・衣類の質 | 衣類の量・衣類の質 |
【NEW】ナノイーX(黒カビ菌除菌) | 〇 | × | × | × |
スマホ連携 | 〇 | 〇 | × | × |
トリプル自動投入 | 〇 | 〇 | × | × |
温水洗浄 | 〇 | 〇 | × | × |
【NEW】シワとり・消臭コース | 〇 | 〇 | × | × |
約60℃槽カビクリーンコース | 〇 | 〇 | × | × |
【NEW】ウールコース | 〇 | 〇 | × | × |
【NEW】シーツコース | 〇 | 〇 | × | × |
ステンレス乾燥フィルター | 〇 | 〇 | × | × |
窓パッキング洗い | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
【NEW】抗菌コーティング(ドアハンドル・窓パッキング) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
【NEW】取り忘れアラーム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
風呂水対応 | 〇 | 〇 | × | × |
パナソニックのドラム式洗濯機「LXシリーズ」は全部で4機種。
欲しい機能に合わせて選んでいきしょう。
洗剤自動投入/温水洗浄/スマホ連携搭載のハイスペックモデル
人気の洗剤自動投入や温水洗浄などを搭載したモデルは以下の2機種。
NA-LX129BL-W(右開き:NA-LX129BR-W)
パナソニックドラム式洗濯機「LXシリーズ」の最上位モデル。
2021年モデルは「2021年度グッドデザイン賞」「GetNavi×家電 Watch 2021-2022 洗濯機部門 金賞」を受賞。そのデザイン性、機能性を2022年モデルも引き継いでいます。
カラータッチ液晶によるタッチ操作対応で、わかりやすい操作性、機能説明なども画面上で確認できるので説明書要らず。洗濯機に慣れていない人にこそおススメしたいモデルです。
操作パネルもボタンや文字が少ない分、すごくスッキリした見た目ですね!
機能も充実。ナノイーX搭載で水で洗えない衣類も除菌消臭、花粉対策もOK。
さらに2022年モデルは洗濯槽の黒カビ菌に対しても除菌ができるようになっています。
このモデルの2021年版であるNA-LX129Aを私が実際に使ってみたレビュー記事があるのでそちらもチェックしてみてください。
NA-LX127BL-W(右開き:NA-LX127BR-W)
タッチ操作やカラー液晶が不要ならLX127BでOK。それ以外の機能差は全くありません。
細かい話になりますが、電源ON→操作可能になるまでの時間はタッチ式よりボタン式の方が短くて済みます。せっかちさんはこっちがおススメ。
大容量12㎏洗濯対応のスタンダードモデル
NA-LX125BL-W(右開き:NA-LX125BR-W)
温水洗浄や自動投入を省いたスタンダードモデル。
このクラスでも窓パッキン自動洗浄が対応しているのは嬉しい点です。
柔軟剤に頼らず、タオルをふわふわに仕上げる「タオルコース」や、化繊衣類1kgを60分で仕上げる「化繊60分コース」など便利なコースもしっかり対応しています。
上位2機種と違って、洗濯機本体操作で「ダニバスターコース」を使えるのがポイント。上位2機種はスマホからの遠隔指示になっているので利用する機会が多い人はこっちが使いやすいです。
ダニバスターコースは乾燥→洗濯の順で運転することでダニを死滅してしっかり洗い流すコース。寝具類のケアにすごく人気の機能です。
エントリーモデルながら高性能な11kgモデル
NA-LX11BAL-W(右開き:無し)
一番下のクラスでも11kg洗濯に対応したモデル。
もちろん窓パッキン自動洗浄搭載。あまり色んなコース不要ならこのモデルでも全然OK!
とは言っても、おしゃれ着洗いや毛布コースなど基本的なコースは網羅しているのでほとんどの人が普通に使う分には困らないはずです。
右開きが選べないのは注意点ですね。
おすすめは上位2機種のハイスペックモデル
家事からとことん解放されたいなら、上位2機種(NA-LX129B/NA-LX127B)が断トツおすすめです。
それ以下のモデルは洗剤自動投入未対応、温水洗浄未対応など機能差が結構ついています。
もちろん多機能じゃなくてもOKという人はNA-LX125B、NA-LX113BLでもOK!基本性能は充分良いです。
でもNA-LX125B、NA-LX113BLは風呂水非対応だから要注意!
パナソニックドラム式洗濯機(LXシリーズ)はどこで買っても同じ条件らしい…。
家電量販店でメーカー販売員に確認とった話ですが、今回のLXシリーズは価格の決定権が店舗ではなく、メーカーになっているので一切の価格交渉NG。
つまり値引き出来ないということ!
どこの店舗で購入しても、実質価格は全く同じに設定されているようです。
安いお店探ししなくて良い分、逆に親切かもね。
今後こんな販売方法が主流になってくるのかなと思います。メーカーが生き残っていくにはこうしないと利益出ないだろうし。
購入を検討している方は価格交渉で無駄な時間を過ごさないようにしましょう。どこで購入しても値段は同じです。
もちろん発売後、月日が経過していけば価格は下がっていくはず。全く急ぎでなければ春~夏頃を狙うのが買い時だと思います。
実際に昨年(2021年)もコンスタントには値下げしていって、最終的には夏頃までに発売時の価格より5万円ほど安くなりました。
まとめ
個人的にパナソニックのドラム式洗濯機は使いやすさや性能面からいって誰にでもおススメしやすく、今回の2022年モデルも相当魅力的。
ドラム式洗濯機からの買い替えを検討している人も、初めてドラム式洗濯機を考えている人にも大本命になるかと思います。
価格は最上位タイプ(NA-LX129B)で実質約39万円とかなり高価ですが、とことんストレスなく過ごせるようになるって素敵ですし相当魅力的。
どうせお金出すならとことんラクしたい!という方は是非ともおススメしたい機種です。
価格が同じならポイントサービスを考えると楽天市場などネット購入が実は断然お得。ネット購入を検討しているならこちらもチェックしてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。