
パナソニックの2026年ドラム式洗濯機「LXシリーズ」は、NA-LX129F・LX127F・LX125F・LX123Fの4機種。
見た目はよく似ていますが、乾燥性能や温水機能、操作方法などに違いがあって、「どれを選べばいい?」と迷いやすいラインナップです。
私は家電量販店で10年以上洗濯機の販売に携わり、現在はNA-LX129Aを使用しています。

最新の2026年モデルも実機をバッチリ確認してきました!
この記事では、カタログだけでは分かりにくい違いや実際の使い勝手も含めてLXシリーズ4機種を比較します。
先に結論をいうと、迷ったらLX127Fを基準に選ぶのがおすすめです。
その理由も含めて、4機種の違いと選び方を分かりやすく解説します。
Contents
パナソニック2026年ドラム式洗濯機「LXシリーズ」の特徴

2026年のLXシリーズは、全機種で洗濯12kg・乾燥6kgに対応しています。
パナソニックの強みであるヒートポンプ乾燥に加えて、上位モデルでは「乾燥長もちユニット」や「温水機能」なども搭載。
また、2026年モデルではDDモーターの採用や自動投入のお手入れ性向上など、毎日の使いやすさに関わる部分も変わっています。
ここからは、LXシリーズを選ぶうえで知っておきたい特徴を詳しく見ていきましょう。
ヒートポンプ乾燥で省エネ&スピーディーに乾かせる
LXシリーズは、全機種に「はやふわ乾燥 ヒートポンプ」を搭載しています。
ヒートポンプ式は、湿気を含んだ空気を除湿しながら約65℃の低温風で乾かす方式。ヒーター式と比べて消費電力量を抑えやすく、衣類の縮みや傷みを抑えながら乾燥できるのがメリットです。
洗濯から乾燥までまとめて任せたい人にとって、LXシリーズの大きな魅力になります。

実際に私が使用しているLX129Aも4人分の衣類を洗濯乾燥させて、夏場は1時間40分前後、冬場でもプラス1時間程度とかなりスピーディーに仕上がってくれます。
ただし、4機種で乾燥性能がまったく同じではありません。
| 型式 | LX129F LX127F | LX125F LX123F |
|---|---|---|
| 乾燥機能 | ふんわりジェット乾燥 | ジェット乾燥 |
| 洗濯乾燥:時間 | 約98分 | 約119分 |
| 洗濯乾燥:電気代 | 約24.8円 | 約29.1円 |
LX129F・LX127Fは大風量の「ふんわりジェット乾燥」、LX125F・LX123Fは「ジェット乾燥」を搭載しています。
実際に洗濯~乾燥6kgにかかる時間は、LX129F・LX127Fと、LX125F・LX123Fでは約21分の差があります。
乾燥を頻繁に使うなら、この約21分の差は機種選びでチェックしておきたいポイントです。
乾燥長もちユニットで乾燥性能の低下を抑える
LX129F・LX127Fには、新しく「乾燥長もちユニット」が搭載されています。
ドラム式洗濯機は長く使っていると、乾燥フィルターを通過した髪の毛やホコリが熱交換器に付着し、乾燥時間が長くなることがあります。というか、長くなります。
乾燥長もちユニットはサイクロン方式で髪の毛などを分離し、熱交換器への侵入を抑える仕組み。パナソニックの試験では、髪の毛の侵入を99.9%以上ブロックするとしていて、かなり画期的な機能です。

実際に店頭で確認すると、ユニット部分にはパッキンもあってゴミが奥へ入り込みにくそうな構造になっていました。
お客さんからの反応もよく、「乾燥性能が長持ちするなら」とLX129F・LX127Fを選ぶ決め手になることもあります。ドラム式洗濯機ユーザーを長年悩ませ続けたポイントだからこそ、この「乾燥長もちユニット」への期待は大きいです。
ただし、2026年から搭載された新機能なので、数年間使った場合にどこまで効果が続くかはまだ断言できません。
現時点では、乾燥をよく使う人ほどメリットを期待できる機能として考えるのがよいでしょうし、実際のレビューも継続して追っていきます。
DDモーター採用で洗濯・脱水時の運転音を抑えた
2026年のLXシリーズは、従来のベルト駆動から「DDモーター」に変更されました。

DDモーターはベルトを使わず、モーターの力を直接ドラムへ伝える仕組み。振動を抑えやすく、特に脱水時の静音性が向上しています。
【2025年モデル】LX127E:脱水時 41db
【2026年モデル】LX127F:脱水時36db
とはいえ、従来のベルト駆動が「うるさい」というわけではありません。

私が使っているNA-LX129Aもベルト駆動ですが、普段使っていて運転音が気になることはほとんどありません。
DDモーターへの変更は「今までうるさかったから改善された」というより、もともと静かなLXシリーズが、さらに静音性を高めたと考えてOKです。
トリプル自動投入で洗剤を量る手間を減らせる
LX129F・LX127F・LX125Fは「トリプル自動投入」に対応しています。

液体洗剤と柔軟剤、そして3つ目の「選べるタンク」には、おしゃれ着洗剤・酸素系液体漂白剤・汚れはがし剤の3種類から1つを入れて自動投入できます。
毎回洗剤を量る必要がなく、入れすぎや入れ忘れを防げるのも便利なポイントです。
タンク容量も大きく、詰め替えパウチの特大サイズの量でもしっかり入ります。
- LXシリーズ 自動投入タンクの容量
- 洗剤タンク:1,010ml
柔軟剤タンク:1,010ml
選べるタンク:880ml
自動投入経路を自動で洗浄する機能もあるので、本来数ヶ月に一度必要だった経路のお手入れが不要に。これは国内大手メーカーでは初搭載になります。
一方、LX123Fは自動投入に対応していません。
毎日の洗濯を少しでもラクにしたい人は、LX125F以上を選ぶひとつの基準にするとよいです。
温水機能で洗濯から衣類・槽のお手入れまでできる
LX129F・LX127Fは「温水スゴ落ち泡洗浄」に対応しています。
温水で洗剤中の酵素を活性化させ、黄ばみやニオイなどの頑固な汚れを落としやすくする機能です。

シャツの襟や袖の皮脂・黄ばみ対策はもちろん、枕カバーや毛布などの寝具類の洗濯で私が使っている一押し機能です!
ただ、温水機能のメリットは洗浄力だけではありません。
「シワとり・消臭」コースでは、衣類を洗わずにスチームでシワやニオイをケアできます。すぐに洗えない衣類をサッと整えたいときにも便利です。
さらに「約60℃槽カビクリーン」なら、洗浄剤を使わずに洗濯槽の黒カビ対策ができます。

個人的には、温水洗浄そのものよりも、衣類のケアや洗濯槽のお手入れまでラクになることに魅力を感じます。
LX127FとLX125Fで迷っているなら、「温水で汚れを落としたいか」だけでなく、こうした機能を使うかどうかまで考えて選ぶとよいです。
LX129F・127F・125F・123Fの違いを比較
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| 型式 | NA-LX129F | NA-LX127F | NA-LX125F | NA-LX123F |
| 右開き | ○ | ○ | ○ | - |
| カラーバリエーション | ホワイト(W) ベージュ(C) | ホワイト(W) | ホワイト(W) | ホワイト(W) |
| 発売日 | 2026年10月1日 | 2026年10月1日 | 2026年10月1日 | 2026年10月1日 |
| 参考価格 2026年9月25日時点 | 398,970円 | 358,380円 | 328,680円 | 273,240円 |
| 洗濯容量 乾燥容量 | 12㎏ 6㎏ | 12㎏ 6㎏ | 12㎏ 6㎏ | 12㎏ 6㎏ |
| 洗濯乾燥時間(約) 洗濯乾燥電気代(約) | 98分 24.8円 | 98分 24.8円 | 119分 29.1円 | 119分 29.1円 |
| ナノイーX | ○ | - | - | - |
| 乾燥長もちユニット | ○ | ○ | - | - |
| 温水洗浄 | ○ | ○ | - | - |
| シワとり・消臭 | 〇 | 〇 | - | - |
| 約60℃槽カビクリーン | ○ | ○ | - | - |
| 自動投入 | ○ | ○ | ○ | - |
| 操作パネル | カラー液晶タッチパネル | フルドット液晶 操作リング | フルドット液晶 操作リング | LEDパネル 操作ボタン |
| 商品ページ | 詳細をみる | 詳細をみる | 詳細をみる | 詳細をみる |
4機種で迷ったら、LX127Fをひとつの基準にすると選びやすいです。
LX127F以上になると「乾燥長もちユニット」に加えて、温水洗浄やシワとり・消臭、約60℃槽カビクリーンにも対応。乾燥時間もLX125F・LX123Fより約21分短くなります。

LX129FとLX127Fは基本的な洗浄・乾燥機能がかなり近いため、カラー液晶タッチパネルやナノイーXが必要かどうかがポイント。
LX125Fは上位機能を省きつつ自動投入は残したモデル、LX123Fは自動投入も省いて価格を抑えたモデルと考えると分かりやすいでしょう。
ざっくり選ぶなら、
- 操作性や機能に妥協したくない → LX129F
- 価格と機能のバランスを重視 → LX127F
- 温水や上位のお手入れ機能が不要 → LX125F
- 自動投入も不要で価格を抑えたい → LX123F
という選び方がおすすめです。
LX129F・127F・125F・123Fはどれがおすすめ?

4機種の違いが分かっても、「結局どれを買えばいい?」と迷う人も多いと思います。
ここからはスペックの違いだけでなく、実際の使い方も踏まえて、それぞれどんな人におすすめなのか解説します。
LX129F|多彩なコースを簡単に使いたい人
LX129Fがおすすめなのは、機能だけでなく操作のしやすさにもこだわりたい人です。
最上位モデルのLX129Fは「カラー液晶タッチパネル」を搭載。画面を見ながらコースや設定を選べるため、温水洗浄やお手入れなど、いろいろな機能を使い分けたい人に向いています。


このモデルは「履歴からコースが選べる」「予約運転が10分単位で設定できる」というメリットもあってこれが結構便利。
また、4機種で唯一「ナノイーX」を搭載していること、カラーが2色から選べることもLX129Fの特徴です。
一方、乾燥長もちユニットや温水スゴ落ち泡洗浄、トリプル自動投入など、普段使いで便利な機能の多くはLX127Fにも搭載されています。
「最上位だから129F」ではなく、カラータッチパネルやナノイーXに価格差分の魅力を感じるかで選ぶのがおすすめです。
- 普段からいろいろなコースを使いたい → LX129F
- 「おまかせ」など決まったコースを使うことが多い → LX127F
この考え方でも大丈夫です。
LX127F|機能と価格のバランスを重視する人
4機種の中で、私が一番おすすめするのがLX127Fです。
最上位のLX129Fより価格を抑えながら、乾燥長もちユニットやふんわりジェット乾燥、温水洗浄、トリプル自動投入など、毎日使いたい機能はしっかり搭載されています。
LX129Fとの大きな違いが操作パネルです。
LX127Fはカラータッチパネルではなく、「フルドット液晶+操作リング」を採用しています。


実機を見たお客さんからは「少し安っぽく見える」「壊れそう」といった声もあり、見た目の好みは分かれています。
ただ、実際の操作はそこまで複雑ではありません。
よく使うコースを3つまで「お気に入り」に登録できるので、普段の洗濯なら「電源 → お気に入り → スタート」で運転できます。
いろいろなコースを頻繁に使うならLX129Fのタッチパネルが便利ですが、「おまかせ+よく使うコースが数個」という使い方ならLX127Fでも十分。
乾燥性能や便利機能は妥協したくない。でも最上位モデルまでは必要ない。
そんな人に一番選びやすいモデルがLX127Fです。
購入を考えている人は、現在の価格やポイント還元、在庫状況も確認してみてください。
LX125F|上位機能が不要で価格を抑えたい人
LX125Fがおすすめなのは、温水機能や上位の乾燥機能が不要で、少しでも価格を抑えたい人です。
トリプル自動投入やヒートポンプ乾燥には対応しているため、「洗剤は自動投入したい」「洗濯から乾燥までまとめて終わらせたい」という基本的な使い方はしっかりできます。
ただし、LX127Fとの違いは意外と大きめです。
- 乾燥長もちユニットの有無
- 温水洗浄の有無
- シワ取り・消臭コースの有無
- 約60℃槽カビクリーンコースの有無
- 乾燥時間、電気代の違い
乾燥長もちユニットや温水機能がないだけでなく、乾燥も「ふんわりジェット乾燥」ではなくて風量が下がる「ジェット乾燥」。
洗濯~乾燥6kgの時間は、LX127Fの約98分に対してLX125Fは約119分かかります。
なので、価格だけを見てLX125Fを選ぶのはあまりおすすめしません。

2026年9月時点でのLX127Fとの差が3万円程度なら、私はLX127Fを選びます。
価格差は元が取れちゃう?
LX127F以上が対応している「約60℃槽カビクリーンコース」は洗浄剤なしで洗濯槽のカビ予防ができるコース。
洗浄剤がドラッグストアなどで300円程度で販売されていますが、これを月1回×8年間使用したときのコストが28,800円。多少の電気代はプラスされるにしても、価格差はかなり小さく感じられます。
ドラム式洗濯機は一度買うと長く使う家電です。
数万円の価格差だけでなく、乾燥性能やお手入れのしやすさまで含めて判断するとよいでしょう。
LX123F|自動投入も不要な価格重視の人
LX123Fがおすすめなのは、自動投入などの便利機能は必要なく、できるだけ価格を抑えたい人です。
2026年モデルでは洗濯容量が12kgになり、上位3機種と同じ「洗濯12kg・乾燥6kg」になったのは進化ポイント。
しかし、トリプル自動投入や温水機能、乾燥長もちユニットには対応していません。
そして一番注意なのが、ドアは左開きのみしか選べないという点です。
ヒートポンプ乾燥は搭載しているため、「シンプルなLXシリーズが欲しい」という人には選びやすいモデルではあります。

ただ、LX123Fまで機能を絞るなら、パナソニックだけにこだわらず他メーカーも比較してから決めるのがおすすめです。
同じような価格帯でも、メーカーによって自動投入やお手入れ機能などに違いがあります。
「パナソニックが欲しいからLX123F」ではなく、必要な機能と実売価格を比べたうえで選びましょう。
2025年型落ちモデルと2026年モデルならどっち?

価格を重視するなら、2025年の型落ちモデルも必ずチェックしておきましょう。
2026年モデルは発売されたばかりで価格が高いうえ、メーカー指定価格の対象となっているため、家電量販店でも基本的に値引きできません。
一方、2025年モデルはメーカー指定価格が解除され、型落ちによる値下がりも進んでいます。
そのため2026年9月現在では、新型と型落ちで数万円の価格差が出ているモデルもあります。
2026年モデルでは乾燥長もちユニットやDDモーターなど新しい機能が追加されていますが、その機能差に数万円を払う価値があるかは人によって変わります。
「新型だから2026年モデル」と決めるのではなく、購入時点の価格差を確認してから選ぶのがおすすめです。
特に価格を重視するなら、型落ちだけでなく購入する店舗やタイミングまで比較すると、さらに安く買える可能性があります。

パナソニックのドラム式洗濯機を安く買う方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
パナソニックLXシリーズについてよくある質問

最後に、2026年のLXシリーズを選ぶときに気になる疑問をまとめています。
LX129FとLX127Fの大きな違いは?
大きな違いは「操作パネル」と「ナノイーX」、「カラーバリエーション」です。
LX129Fはカラー液晶タッチパネルを搭載しているため、画面を見ながらコースや設定を選べます。一方、LX127Fはフルドット液晶と操作リングを採用。
その他、LX129Fのみ対応なのが「ナノイーX」と「ベージュ色を選べる」という点。

乾燥長もちユニットや温水スゴ落ち泡洗浄、トリプル自動投入などは両機種に搭載されているため、基本的な洗浄・乾燥機能には大きな差がありません。
いろいろなコースを分かりやすく操作したいならLX129F、価格とのバランスを重視するならLX127Fを選ぶとよいです。
乾燥長もちユニットは必要?
乾燥を頻繁に使うなら、個人的にはかなり一押しの機能です。
髪の毛などが熱交換器へ入り込むのを抑えて、乾燥性能を長く維持しやすくしてくれます。
ドラム式洗濯機は「最初は乾いていたのに、長く使っているうちに乾燥時間が延びてきた」という不満が出ることが正直多いです。
その原因のひとつである熱交換器へのゴミの侵入を抑えられるのは大きなメリット。
ただし、2026年モデルから搭載された新機能なので、数年使ったときにどの程度の差が出るかはまだ分かりません。
そのため、乾燥をほぼ毎日使うならLX129F・LX127Fを優先、乾燥をたまにしか使わないなら必須ではないと考えると選びやすいです。
LX125Fでも乾燥性能は十分?
LX125Fもヒートポンプ乾燥を搭載しているため、洗濯から乾燥まで問題なく使えます。
ただし、LX129F・LX127Fと違い、乾燥長もちユニット非搭載、乾燥時間、電気代の差はあります。
乾燥の使用頻度が多ければLX127Fを検討した方が、長い目で見るとメリットを感じられるかもしれません。
LX123Fに右開きモデルはある?
LX123Fは左開きのみで、右開きモデルはありません。
右開きが必要な場合は、LX125F・LX127F・LX129Fから選ぶことになります。
ドラム式洗濯機はドアを手前に大きく開くので、購入前に設置スペースだけでなくドアを開けたときの向きや洗濯物を出し入れする動線も確認しておきましょう。
まとめ|迷ったらLX127Fを基準に選ぼう
2026年のパナソニックLXシリーズは4機種とも洗濯12kg・乾燥6kgですが、乾燥性能や温水機能、操作方法などに違いがあります。
選び方をわかりやすくまとめてみました。

4機種で迷っているなら、私はLX127Fを基準に比較するのがおすすめです。
LX127Fで十分ならそのまま。操作性やナノイーXまで欲しければLX129F。反対に、使わない機能が多ければLX125F・LX123Fへ下げていくと選びやすくなります。
2026年モデルは発売直後で価格も高いので価格重視なら2025年の型落ちモデルも候補です。
ドラム式洗濯機は長く使う家電だからこそ、本体価格だけでなく乾燥性能や毎日のお手入れまで含めて、自分に合った1台を選んでみてください。



