家電

ヒートポンプ式とヒートリサイクル式。違いを分かりやすく解説。

ドラム式洗濯機を選ぶ時に、色々と比較する項目はあると思いますが、いちばん比較されるのは“乾燥方式”かなと思います。

 

ドラム式洗濯機の乾燥方式はいくつかありますが、その中でも私が販売員時代によく問い合わせがあった「ヒートポンプ式」と「ヒートリサイクル式」の違いについて解説していきます。

 

本記事の信頼性

この記事は家電販売歴10年の私が書いています。

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ヒートポンプ式とヒートリサイクル式

ヒートポンプ式

パナソニック公式HPより引用

難しい中の構造だったり仕組みは他のブログでもたくさん解説されているので、結論だけ。

ヒートポンプ式は省エネ性の高さ、低温乾燥がウリ。

今やドラム式洗濯機の乾燥方式では主流になっています。

 

乾燥重視で選ぶならヒートポンプ式で選ぶのが無難です。

 

ヒートリサイクル式

日立公式HPより引用

ヒートリサイクル式は日立独自の方式。

なので日立のドラム式洗濯機は全てこのヒートリサイクル式になります。

 

運転熱などを再利用することでヒートポンプ式に近い省エネ性を実現している方式。

乾燥風の温度もヒーター式よりも低温なので、より衣類に優しい乾燥が出来ます。

 

ヒートポンプ式の方が正直有能

電気代の違い

ヒートリサイクル式も、ヒーター式に比べれば省エネ性は高いのですが、ヒートポンプ式と比べると少し分が悪いです。

 

ヒートポンプ式(パナソニック NA-VX900B)ヒートリサイクル式(BD-SX110F)で比較してみましょう。

ヒートポンプ式とヒートリサイクル式 電気代比較

ヒートポンプ式(NA-VX900B)/ヒートリサイクル式(BD-SX110F)

乾燥容量:6㎏

電気代(洗濯乾燥時間165分時):約16.74円/約22.95円

洗濯乾燥容量6㎏、洗濯乾燥時間165分という2機種同条件での電気代比較をしたところ、ヒートポンプ式のパナソニックの方が約6円安いですね。

 

もし1日1回、毎日洗濯乾燥をした場合は7年で15,000円以上の差が出る計算になります。

また、ヒートリサイクル式は運転熱を使用している関係上、乾燥のみで使用する際などコースによってはもっと電気代が高くなります。

 

乾燥時の槽内温度の違い

ヒートポンプ式とヒートリサイクル式、どちらも低温乾燥と言っていますが、実は温度に若干の差があります。

 

ヒートポンプ式は槽内温度が約60~65℃

ヒートリサイクル式は衣類温度が約65℃

 

衣類温度が約65℃ってことは槽内温度はもう少し高いはずです。

良く言えば、よりしっかり乾きやすいと言えますし、悪く言えばそれだけ衣類へのダメージが起きやすいという事です。

 

除湿方法の違い

洗濯機内で乾燥した時に発生する湿気。

この除湿方法でも違いがあります。

 

ヒートポンプ式は上の写真の通り、冷却器を使用して湿気を水に戻して排水する方法。

リスク0で除湿出来ます。

 

ヒートリサイクル式は冷却器が無いので、排気or水道水で冷ますの2択になります。

 

ヒートリサイクル式【排気式の場合】

メリットは追加水が不要なのでランニングコストが抑えられます。

ちなみに初期設定時はこちらの状態。

 

デメリットはヒートリサイクルの排気は排水溝への排気なので、排水トラップの水を飛ばしてしまう分、排水溝のニオイが上がってくる可能性がある点。(絶対では無いです)

 

ヒートリサイクル式【水冷式の場合】

乾燥時に排水溝のニオイが上がってくる場合は、水冷式に切り替える事で改善出来る可能性があります。

デメリットは、追加水が必要なので水道代が掛かります。

 

乾燥の仕上がり自体はどちらも有能

ヒートポンプ式、ヒートリサイクル式。違いはあれど乾燥自体の仕上がりに関してはどちらもかなり高い仕上がりになります。

 

ヒートリサイクル式は確かにヒートポンプ式に比べると見劣りする点が数点ありますが、日立のドラム式洗濯機は洗濯槽内が広く、また風アイロンによる高速風の恩恵もあってシワ伸ばし効果が高いです

 

まとめ

ヒートポンプ式とヒートリサイクル式。迷ったらどっちと言われるとヒートポンプ式の方が無難ではあります。

 

じゃあ日立はダメなの?と言われると全くそういうわけでは無く、ナイアガラ洗浄や風アイロンなどの魅力的な機能を備えており、本体のスペックは非常に高いです。

 

“何をいちばん重視するか”を考えて選ぶと良いですよ!
nanan

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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