ドラム式洗濯機は洗濯から乾燥まで任せることができて家事の負担を大きく減らすことができる家電です。
そんなドラム式洗濯機も色んなメーカーから色んな機種が発売されているので、正直どれを選んだら良いか悩んでしまいますよね。
私も購入するときは、たくさん比較して悩みましたが最終的にパナソニックの「NA-LX129」に決めました!
パナソニックはドラム式洗濯機では長年シェアNo. 1の人気メーカーですが、私がパナソニックに決めた理由を解説していきます。
本記事の信頼性
この記事は家電販売歴10年以上の私nananが書いています。
おうちに居ながら皆さんの家電選びのお手伝いが出来るように日々記事を執筆中。
- こんな悩みを解決します
- ・パナソニックドラム式洗濯機はおすすめ?
・パナソニックドラム式洗濯機をお得に購入する方法は?
Contents
パナソニック NA-LX129に決めた5つの理由
30万円もするドラム式洗濯機をどれにするか決めるのは本当に悩みましたが、私が最終的にパナソニックに決めた理由がこちら。
- お手入れ性
- 温水洗浄
- 乾燥
- ナノイーX
- 作りの良さ
それぞれ詳しく解説していきます。
お手入れ性
私が長年家電の販売員をやってきた上で辿り着いた結論が『家電選びで1番重要なのはお手入れ性だ』ということです。どんなに良い性能、多機能な家電でもお手入れしづらければ、パフォーマンスを維持できないですし最終的には面倒で使わなくなり損することになります。
パナソニックのドラム式洗濯機はそういった点でお手入れ性が非常に良いのが特徴です。
乾燥フィルター
ドラム式洗濯機は乾燥機能を使ったあとに乾燥フィルターのお手入れが必要です。これを怠ると内部での風の循環が悪くなり、乾燥効率が低下したり、最悪故障に繋がります。
パナソニックのNA-LX129の乾燥フィルターは非常にシンプルな設計なのでお手入れが簡単。しかもフィルター部分がステンレスなのでホコリもサラッと簡単に拭き取ることができます。
フィルターのお手入れは数十秒でパパッと終わるのでストレスフリーです。
東芝やシャープはここまでシンプルな構造ではないですし、日立はフィルター内臓での自動お手入れで楽なのは間違いないですが、万が一のときに修理を呼ぶしかないというリスクがあります。
リスクを含めて総合的に考えるとパナソニックが1番と判断しました。
おそうじブラシ
パナソニックのドラム式洗濯機はフィルター手前のダクト部分を専用のブラシでお手入れできます。
長年使用しているとどうしてもダクト部にホコリが蓄積していくので、そういった時にもセルフメンテできるのはありがたいです。
他メーカーはダクトに水を流して洗い流す方法を採用していますが、そこまで強い勢いで洗浄していないのでホコリを流しきれない可能性がどうしても残ります。
約60℃槽カビクリーンコース
洗濯槽用の洗浄剤や漂白剤を使わずに約60℃の温水でカビ菌の発生を抑えてくれるコースです。洗浄剤が必要ないのでランニングコストをかなり抑えることができますし、気軽にカビ予防ができるのでかなり重宝します。
ちなみにこの機能は東芝のドラム式洗濯機にも一部搭載されています。
温水洗浄
洗濯機の中で水温を上げて温水の力で汚れを落とす「温水洗浄」は通常の洗濯と比べてより強力な洗浄力を発揮してくれます。特に40℃コースは黄ばみの予防や除去ができるのでワイシャツを長く良い状態で使い続けることができます。
温水洗浄は最近ではパナソニックだけでなく、日立や東芝も対応していますがパナソニックは毛布を40℃の温水で洗濯できる専用コースがあるのが特徴。
毛布は毎日洗うものじゃないからこそ、洗濯するときはしっかり皮脂や汚れを落とせた方が安心です。
パナソニックは温水洗浄をかなり昔から採用していたので、対応コースが他メーカーに比べて多く、色んなシーンで使えます。
乾燥
乾燥についてはかなり悩みました。比較対象としては日立だったのですが、要は乾燥後の仕上がりの部分。日立は「風アイロン」でシャツのシワをしっかり伸ばせるという強い魅力点があります。
この点はパナソニックはどうしても負けるポイントかなと思っていましたが、実際に使ってみるとシャツのシワもしっかり伸びていましたし、厚手のパーカーやバスタオルもしっかり乾いていたので問題ありませんでした。
そして何よりパナソニックの特徴でもある乾燥スピードの速さが素晴らしく、夏場なら2時間切るスピードで洗濯〜乾燥まで終わってくれましたし、冬場でも3時間程度で完了するのでこれは相当速いです。(洗濯量約4kg時)
※ちなみに一般的には3〜4時間くらいかかることが多いです。
パナソニックのドラム式洗濯機は乾燥風路が短く設計されているので発生させた熱と風量のロスが非常に少なく効率的に乾燥ができます。
ナノイーX
水で洗えない衣類の除菌や消臭、花粉抑制ができるナノイーXを搭載しています。私の場合、衣類ケアにはあまり使用していないのですが、洗濯の予約運転をしたときに運転開始まで洗濯槽にナノイーXを充満し続けてくれる「洗濯かごモード」に魅力を感じました。
これ洗濯機のドアを閉めている間もニオイや菌の繁殖を抑えてくれます。
運転が開始するまでの時間、密閉された洗濯機の中で汚れた衣類が入り続けているのは菌やニオイがこもるのであまり良い感じはしませんよね…。
その他にも、洗濯終了後に衣類を取り出したら自動的にナノイーXを発生させて洗濯槽のカビ対策をやってくれる「ナノイー槽クリーン」もあって安心です。乾燥までやらない時はどうしても洗濯槽内に湿気が残ってカビが発生しやすくなるので、そんな時でも万全のケアをしてくれます。
作りの良さ
基本的にパナソニックのドラム式洗濯機に付いた機能に1年後2年後に他メーカーが対応してくるという流れが多いので、正直どのメーカーもパッと見て機能はできることはそっくりです。
しかし私がパナソニックに決めたのは洗濯機自体の作りの良さにあります。
- つなぎ目や段差を可能な限り省いたノイズレスデザイン
- ステンレス乾燥フィルター
- しっかり厚みのある窓パッキング
- 4本でしっかり洗濯槽を支えるダンパー
実際に洗濯中の音と揺れの小ささにびっくりしました!賃貸マンションですが、夜中の運転も気にせずに使えます。
予算を抑えたいならNA-LX127もアリ
NAーLX129Dは2024年9月4日時点で397,980円です。もう少し機能を落としてでも予算を抑えたいというならNA-LX127Dがオススメです。
2機種の違いを比較表でチェックしてみます。
型式 | NA-LX129DL-W | NA-LX127DL-W |
右開き | NA-LX129DR-W | NA-LX127DR-W |
操作パネル | カラータッチパネル | ホワイト液晶操作パネル |
洗濯容量 乾燥容量 | 12㎏ 6㎏ | 12㎏ 6㎏ |
定格洗濯時間(約) 定格洗濯乾燥時間(約) | 32分 98分 | 32分 98分 |
AIエコナビ | 水温・衣類の量・衣類の質 | 水温・衣類の量・衣類の質 |
ナノイーX(黒カビ菌除菌) | 〇 | × |
スマホ連携 | 〇 | 〇 |
トリプル自動投入 | 〇 | 〇 |
温水洗浄 | 〇 | 〇 |
ステンレス乾燥フィルター | 〇 | 〇 |
商品ページ(楽天) | 詳細をチェック | 詳細をチェック |
ほぼ機能は同じで価格は348,480円となっており、LX129Dと約5万円差です。
別記事で詳しく比較しています。
【注意】パナソニックのドラム式洗濯機は値引きできない
NA-LX129Dを含むパナソニックのドラム式洗濯機(LXシリーズ)は「メーカー指定価格商品」といって、どの家電量販店でも同一価格、さらに値引き交渉もできないので“どこで買っても同じ”になっています。
しかし実はお得に購入する方法があるので、後悔しないように事前にチェックしておいてください。
まとめ
今回は数あるドラム式洗濯機の中から、私がパナソニックのNA-LX129を選んだ理由を紹介、解説しました。
もちろん他のメーカーの洗濯機もそれぞれの良さがあるのですが、以下のポイントを重要視したときに、私にとってはパナソニックが1番という決断になりました。
- お手入れ性
- 温水洗浄
- 乾燥
- ナノイーX
- 作りの良さ
この記事を読んであなたが共感したなら、きっとパナソニックのドラム式洗濯機が合うのだと思います。
購入後のレビュー記事もあるので興味があればチェックしてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。