最近って賃貸マンションやアパートなどでも浴室乾燥機が付いていることが増えましたよね。
まあそれでも大丈夫なんですけど、浴室乾燥機って正直コスパはあまり良くないです。
今回はこのあたりのお話をしていきます。
こんな悩みを解決します
- 浴室乾燥があれば洗濯機に乾燥機能は不要?
- 浴室乾燥とドラム式洗濯機の乾燥、どっちが良いの?
本記事の信頼性
Contents
電気代差は?浴室乾燥機とドラム式洗濯機 どっちを選ぶ?
浴室乾燥機が付いている住宅が増えた事で、洗濯機に乾燥機能が不要!という方が多くなりました。
でも、浴室乾燥機の電気代って実はすごく高いんです。
浴室乾燥機を使用すると、1回(3~4時間)あたり約100~110円の電気代が発生します。
ちなみに、ドラム式洗濯機での乾燥は1回あたり20~25円程。※ヒートポンプ式乾燥の場合
乾燥をする毎に毎回約80円の差額。つまり1か月(30日)で2,400円、1年で28,800円、7年で20万円以上の開きが出てきます。
参考
乾燥機能を搭載した縦型式洗濯機で洗濯~乾燥をする場合でも、大体約50円前後。
浴室乾燥機で掛かる電気代の約半分です。
その他の浴室乾燥機とドラム式洗濯機の違い
電気代以外の点でも浴室乾燥機より、ドラム式洗濯機の方が優位な点がいくつかあります。
衣類の仕上がり
ドラム式洗濯機は槽内で温風を衣類に当てながら乾燥するので、タオルはふんわり。
ワイシャツなどのシワ伸ばし効果もある程度あるので、衣類の仕上がりが良いのが特徴。
浴室乾燥は外干しと環境的には同じなのでどうしてもドラム式洗濯機程のふんわり感は出せません。
手間軽減
浴室乾燥も便利なんですが、結局やっていることは部屋干しや外干しと一緒で洗濯自体の手間は変わってないんですよね。
洗濯が終われば、それをハンガーに干す→乾いたら取り込むという作業が必要。
ドラム式洗濯機なら洗濯→乾燥まで自動でやってくれるので干す手間が省ける事が大きいです。
洗濯槽のカビ対策
これは乾燥機能付きの洗濯機のメリット!
乾燥するのは衣類だけじゃなく、同時に洗濯槽内も乾燥できるのでカビ対策に有効です。
使用に制約が無い
浴室乾燥は使う時の制約が結構多いんです。
入浴中など、浴室を使っているときはもちろん浴室乾燥は使えません。
入浴後も浴室の水気をしっかり拭き取った後でないと、浴室乾燥はかなり効率が悪くなります。
つまり夜(朝にシャワーや入浴する人は朝も)は使用をおススメできないんです。
ドラム式洗濯機ならもちろんいつでも乾燥OK。好きな時に使えます。
もちろん浴室乾燥機もメリットはある
ドラム式洗濯機による乾燥のメリットを中心に紹介しましたが、もちろん浴室乾燥機も悪い所ばかりではありません。
浴室乾燥機のメリットも紹介します。
浴室の乾燥が同時にできる
乾燥付きの洗濯機が同時に洗濯槽内の乾燥が出来るのと一緒で、浴室乾燥機は浴室の乾燥が同時に出来ます。
特に夏場は浴室の湿気はカビの原因に繋がってくるので、浴室乾燥機はお風呂を清潔に保ちやすくなります。
衣類へのダメージがドラム式洗濯機よりも少ない
ヒートポンプ式など低温乾燥タイプのドラム式洗濯機も衣類の縮みは少ないですが、浴室乾燥機の方が衣類への熱負担が少ないです。なのでよりダメージは軽減できます。
既設のものであれば導入コストが不要
浴室に元々設備として導入されていれば、もちろん設備にお金を払う必要が無いので、導入コスト0。
乾燥機能無しの洗濯機とドラム式洗濯機の価格差は10万円程あるので、この分のコストが浮きます。
1年を通してあまり乾燥機能は使わない(あくまでもサブ使用)くらいであれば浴室乾燥機もアリですね。
長い目でみればやはりドラム式洗濯機での乾燥がおススメ
ドラム式洗濯機は価格としては高いけど、乾燥機能を使う人にとっては長い目でみると断然ドラム式洗濯機がおススメ。
浴室乾燥機とドラム式洗濯機、どっちもメリットはあるんですがドラム式洗濯機を使う方がメリットが大きいですし、結局払うお金考えたら余裕で元取れちゃうんですよね。
ドラム式洗濯機を選ぶならヒートポンプ式が一番おススメ
ドラム式洗濯機がおススメと言いつつ、何でもOKではないので要注意!
ドラム式洗濯機での乾燥で一番メリットを受けれるのは「ヒートポンプ式」の乾燥方式を採用しているタイプです。
乾燥重視で選ぶのであれば、ヒートポンプ式で選ぶのがおススメ。
ちなみに人気はパナソニックのタイプです。
NA-VX800BL-W 洗濯容量11kg/乾燥容量6㎏
Panasonic ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX800BL-W
人気の洗剤自動投入や、温水洗浄を搭載したタイプ。
お手入れ機能も充実しているのでメンテナンスもやりやすく、初めてのドラム式洗濯機という人から買い替えの人まで幅広くおススメできるモデルです。
その他のおススメはこちらから。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事を読んでいる人はこちらの記事も読んでます
-
ヒートポンプ式とヒートリサイクル式。違いを分かりやすく解説。
続きを見る