
cado(カドー)から新型加湿器「STEM700iH」が登場します。
旧モデル「STEM700i」と見た目はよく似ていますが、最大の違いはオートクリーン機能が追加されたことです。
一方、最大加湿量はどちらも700mL/h。対応畳数もプレハブ洋室19畳までと変わりません。
先に結論をまとめると、こんな感じ。
- お手入れの手間を減らしたい → STEM700iH
- 加湿性能と価格を重視したい → STEM700i
通常価格は700iHが69,300円、700iが54,890円で、価格差は14,410円。

つまり、「オートクリーンに約1.4万円追加する価値があるか」が選ぶポイントになります。
この記事では、家電量販店で10年以上販売してきた筆者が、STEM700iHと700iの違いを比較。どちらを選ぶべきか分かりやすく解説します。
※STEM700iH・700iは実機使用ではなく、cado公式情報をもとに比較しています。同じクリーンヒートを搭載したSTEM500Hは実際に使用しているため、お手入れについては実体験も交えて紹介します。
本記事の信頼性
この記事は家電販売歴10年の私nananが書いています。
おうちに居ながら皆さんの家電選びのお手伝いが出来るように日々記事を執筆中。
cadoのSTEM500Hを使用しはじめて1シーズン。実際に使い続けて感じたことを正直レビューしていきます。
Contents
STEM 700iHと700iの違いを比較

まずは、STEM 700iHと700iの主な違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | STEM700iH 新型 | STEM700i 旧型 |
|---|---|---|
| 通常価格 | 69,300円 | 54,890円 |
| 加湿方式 | ハイブリッド式 (超音波+加熱除菌) | 超音波式 |
| オートクリーン | ○ | × |
| 加湿量(急速) | 700mL/h | 700mL/h |
| プレハブ洋室 | 19畳 | 19畳 |
| 木造和室 | 12畳 | 12畳 |
| タンク容量 | 約2.2L | 約2.3L |
| サイズ | φ270×869mm | φ270×855mm |
| 重量 | 約4.0kg | 4.3kg |
| Wi-Fi | ○ | ○ |
| カラー | 2色 | 3色 |
700iHでは、約70℃で加熱除菌するcado独自の「クリーンヒート」を搭載。

運転を停止していても水槽に水が残っている場合は約12時間ごとに自動で加熱除菌し、ピンクカビやぬめりなどの発生を抑えます。一定の試験条件では「1シーズンお手入れ不要」とされています。
一方で、最大加湿量や対応畳数は700iと同じです。
700iHは加湿力が大幅にアップした新型ではなく、お手入れのしやすさが大きく進化したモデルと考えると分かりやすいでしょう。
STEM700iHと700iの違いは5つ

違い① 700iHはオートクリーンに対応
700iH最大の進化点が「オートクリーン」です。
cado独自のクリーンヒートで水槽内を約70℃まで加熱。試験条件下では細菌・酵母・カビなどの雑菌を99.9%抑制できています。

さらに、水槽内に水が残っていれば電源OFF中でも約12時間ごとに自動で加熱除菌してくれるので、使用条件にもよりますが90日間のお手入れ不要というのがオートクリーンの強みです。

実際に私もオートクリーン対応のcado加湿器を使用していますが、本当に1シーズンお手入れなしでぬめりも汚れも発生しませんでした。
旧型になる700iも特殊な抗菌プレートを搭載していて、水槽内の細菌を抑える仕組みはありますが、本体のお手入れは週1回以上を推奨されています。
オートクリーンは加湿器のお手入れを減らしたい人にとってかなり大きなメリットだと感じています。
加湿器の掃除が面倒なら、700iHを選ぶ価値は高いです。
違い② 通常価格は700iの方が14,410円安い
| STEM700iH 新型 | STEM700i 旧型 | |
|---|---|---|
| 通常価格 | 69,300円 | 54,890円 |
新旧モデルの差額は14,410円。
加湿性能はほぼ変わらないので、新旧で迷ったら「オートクリーンに約1.4万円追加するか」を基準にすると良いです。
お手入れが苦にならないなら、型落ちの700iを安く購入するのも十分ありです。
Makuake先行予約が安い
2026年9月19日から予定されているMakuake先行予約では、700iHが51,975円から販売されます。
この価格なら700iより安いため、Makuakeの先行価格で購入できる間は700iHの方がお得です。
通常販売が始まったあとは、その時点の実売価格を比較して選びましょう。
違い③ 700iHは加熱する分、消費電力が増える
700iHはクリーンヒートで水を加熱するため、加熱運転中は消費電力が上がります。
強運転時は30Wですが加熱運転中は130W。強運転で1日8時間使用して加熱運転を1日2回行った場合の電気代は約15.5円/日になります。
旧700iは強運転30Wなので8時間使用した場合の単純計算では約7.4円/日。

新型の700iHの方が電気代は高くなりやすいですが、水を常に沸騰させる一般的なスチーム式とは違って必要な部分だけを加熱するので「清潔性と省エネ性のバランスを取った方式」になります。
違い④ 700iHは操作パネルが見やすくなった
700iHでは操作パネルもアップデートされています。
湿度や操作状況を確認できるLCD表示が採用されてタッチパネルで操作できるようになりました。

ちなみに、スマートフォンから操作できる「cado sync」は新旧どちらも対応しています。
本体での操作性や表示の分かりやすさを重視するなら新型の700iHが有利です。
違い⑤ サイズ・タンク容量・カラーが少し違う
700iHのサイズは直径270×高さ869mm。
700iは直径270×高さ855mmなので、新型の方が14mm高くなっています。
タンク容量は新型700iHが約2.2L、旧型700iが約2.3L。重量は新型の700iHの方が約300g軽量です。

とは言っても差は小さいため、サイズやタンク容量だけで選ぶ必要はないです。
カラーは新型の700iHが「ホワイト・クールグレー」の2色。
旧型の700iにはブラックプレミアムもあるため、ブラックが欲しい人は700iを選ぶメリットがあります。
新型 STEM700iHがおすすめな人

700iHがおすすめなのは、加湿器のお手入れをできるだけ減らしたい人です。
特に、以下に該当する人なら新型の700iHを選びましょう。
- 加湿器の掃除が面倒
- 水槽内の清潔性を重視したい
- 最新モデルを長く使いたい
- 本体操作の分かりやすさも重視したい
最大の判断ポイントは、やはりオートクリーンに14,410円の価値を感じるか。
掃除の時間や手間を減らしたいなら、価格差を払う価値はありますし、Makuake先行価格51,975円から購入できる間は700iより安いため、700iHを優先してよいと思います。
旧型 STEM700iがおすすめな人

700iがおすすめなのは、加湿性能を重視しながら購入価格を抑えたい人です。
最大加湿量700mL/h、プレハブ洋室19畳までという基本性能は700iHと同じ。
一方、通常価格は14,410円安いため、
「定期的なお手入れは自分でするから、そのぶん安く買いたい」
という人には700iの方が向いています。
型落ちではありますが、新型が登場したからといって加湿性能が低くなるわけではありません。
オートクリーンが不要なら、在庫があるうちに700iを選ぶのは十分ありです。
ただし型落ちモデルは在庫がなくなると購入できなくなるため、価格だけでなく希望カラーの在庫も確認しておきましょう。
STEM700iHと700iについてよくある質問

STEM700iHはいつ発売される?
2026年9月19日からMakuakeで先行予約が開始される予定です。
商品のお届けは11月中旬予定。一般販売の開始日は、現時点では正式発表されていません。
STEM700iHは700iより加湿力が強い?
いいえ。加湿力は変わりません。
最大加湿量はどちらも700mL/hで、プレハブ洋室19畳・木造和室12畳まで対応します。
新モデルの700iHは加湿力よりもオートクリーンが主な進化点です。
STEM700iHは本当に1シーズン掃除しなくていい?
cado公式も一定の試験条件で90日間お手入れ不要と公表しています。
ただし、使用環境によって汚れやぬめりが付着した場合はお手入れが必要です。

私自身、オートクリーン対応モデルを使用していますが実際に冬のシーズン(3ヶ月以上)はお手入れほぼ無しでもぬめりが発生しませんでした。
STEM700iは型落ちでも買って大丈夫?
オートクリーンが不要ならむしろアリです。
特に加湿量や対応畳数は700iHと同じなので、価格重視なら700iがおすすめです。
ただし型落ちのため、在庫状況には注意しましょう。
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STEM500Hと700iHならどっちがおすすめ?
広いリビングをパワフルに加湿したいなら、加湿量最大700mL/hの700iHが良いです。
本体価格やタンク容量とのバランスを重視するなら、STEM500Hが選びやすいでしょう。
STEM500Hについては実際に使用したレビューも紹介しています。
まとめ|お手入れなら700iH、価格なら700i
STEM700iHと700iの最大の違いはオートクリーン機能の有無です。
最大加湿量はどちらも700mL/hで、プレハブ洋室19畳まで対応します。
- お手入れの手間を減らしたい → STEM700iH
- 加湿性能と価格を重視したい → STEM700i

通常価格では14,410円の差があるので、「オートクリーンに約1.4万円払うか」を基準にすると選びやすいです。
ただし、Makuakeの先行価格で700iHを購入できる間は、新型の方が安くなるため700iHがおすすめです。
型落ちに抵抗がなく、お手入れも苦にならないなら、在庫があるうちに700iもチェックしてみてください。