家電

穴なし槽の掃除のやり方解説。知られざるデメリット。

めりこ
穴なし槽のシャープ洗濯機はカビが生えないからお掃除不要って本当?
結論から言うとお手入れせずにカビが生えない洗濯機はありません。あくまでも槽内へのカビ侵入を抑制するものなので、定期的なお手入れは必要です。
nanan

シャープの縦型式洗濯機で採用されいてる穴なし槽

穴なし槽はシャープの特許技術となっているため、他メーカーでは一切採用されていない、シャープ洗濯機独自の方式になります。

独自方式ゆえに槽洗浄も一般的なやり方も異なります。

今回は穴なし槽洗濯機の槽洗浄のやり方を紹介していきます。

ズバリ、穴なし槽の槽洗浄は面倒。

工程があまりにも複雑

一般的な穴“あり”槽の場合は、洗浄剤を入れて「槽洗浄」コースを押せばOK。しかし穴なし槽の場合はそういうわけにはいきません。

これはシャープ縦型洗濯機(ES-GW11E)の取扱説明書内に記載されている槽洗浄についての項目です。

洗濯槽内側の槽洗浄であればもっとやり方はシンプルなのですが、カビが生えるのは槽の外側。

ここの洗浄が出来ないとカビ対策は取れません。それなのにこの掃除方法はあまりにも面倒です…。

つけ置きなので終了するまでに数時間は掛かるので、その間行動も制約されてしまいます。

 

何よりびっくりするのが、取扱説明書の中に、「ご希望により、有料で槽洗浄させて頂きます。」の文言が。

これは私も最初に知った際はびっくりしました。この親切心、本来の槽洗浄自体をシンプルにする努力に向けて欲しい所です。
nanan

他メーカーは槽洗浄コースを選ぶだけでOK

こちらは日立洗濯機(BW-V90F)の取扱説明書に記載されている内容。

穴“あり”槽の他メーカー洗濯機は、洗浄剤投入後、「槽洗浄コース」を選んでスタートを押すだけ。特段特別な工程は無く、誰でも簡単に出来ます。

ポイント

最近の機種は洗濯工程(すすぎ時)に洗濯槽の裏側を自動で同時に、水流で洗ってくれるタイプが主流になってきており(自動おそうじ、自動槽洗浄など)、よりカビが生えにくくなっています。

穴なし槽のデメリット

私が家電量販店の販売員をしていた時も、穴なし槽のデメリットを知らない方が多かったです。メリットは結構知れ渡っているのですが、デメリットが他と違い特徴的なので、購入前の方はしっかり確認してから購入を検討しましょう。

デメリット① カビ対策が難しい

上述の通り。

カビが内側に入って来にくい構造自体はメリットだと思いますが、カビ問題はニオイにも発展しますし、洗濯槽下のパルセーターの穴から侵入してくる可能性もあります。

結果カビ対策は必要になってくるので、槽洗浄はやらないといけないのです。

 

販売員時代、目に見えないから「ずっと使っててもカビが生えなかった!」と勘違いされているお客様もいらっしゃいましたが、そんな事はありません。見えない所でカビだらけだと思います。

デメリット② 運転音が大きい

シャープの穴なし槽洗濯機は他メーカーのタイプに比べて運転音が大きいです。

洗濯容量10kgの洗濯機同士、日立と比較すると、

日立(BW-X100F):洗濯時32db/脱水時38db

シャープ(ES-GV10E):洗濯時38db/脱水時38db

洗濯機は脱水時の音が一番大きい(乾燥時を除く)ですが、シャープは洗濯時ですでに脱水時と同等の運転音。さらに脱水時もうるさいというクチコミもあるようですが、これは数字として出ていない部分なので使用者個人の一意見としてくらいで認識していると良いかと思います。

デメリット③ 脱水が弱い

穴“あり”槽の方が断然脱水は効率良く出来るのは皆さんも想像できると思います。

穴なし槽はどうしても槽外に水分を排出するのには非効率です。洗濯槽の高速回転で、遠心力を利用して槽上部の穴から脱水との事ですが、どうしても残りが出やすい。

実際にクチコミでも多く指摘が入っています。

設定で脱水時間を伸ばすなどで対応するのが良いでしょう。

穴なし槽のメリット

もちろん穴なし槽も悪いところばかりではありません。ちゃんと良い点もあります。

このメリット部分を洗濯機選びで重視している方は、検討候補に入るでしょう。

メリット① 節水

穴なし槽一番のメリットです。

外槽への水抜けが無い分、少ない水で槽内に水を貯める事が出来ます。

1日あたりの洗濯回数が多い家庭や、水道代が高い地域にお住まいの方は恩恵を受けるでしょう。

注意ポイント

実は穴なし槽の節水での恩恵を受けるのは洗濯容量8~9kgタイプまでで、10kg以上のタイプはほとんど他メーカーの洗濯機と、使用水量の差はありません。節水重視で選ぶなら洗濯容量9㎏以下で選びましょう。

メリット② 乾燥時の槽内空間が狭くなるので内蓋要らず

これは乾燥機能付きの穴なし槽洗濯機の話になります。

乾燥時に温風を入れる際に、穴なし槽であれば外槽に熱が逃げにくく、内槽で効率よく乾燥が出来ます。

その為もあるのでしょうが、シャープの縦型式洗濯乾燥機は他メーカーと違い、内蓋がありません。

内蓋が無い事で衣類の投入口を広く維持できるので、衣類の出し入れが簡単。槽内も覗きやすくなっています。

まとめ

「目の付けどころがシャープ」や「目指している、未来がちがう。」をスローガンにしているだけあって他と一線を画す製品が多いシャープ。

もちろん「なるほど!」という便利な機能、画期的な機能が付いている家電製品も多いのですが、生活の中で日常的に使う製品に関しては、使い方をしっかり把握しておくことが大事です。

 

これはシャープに限らず、全ての家電製品に言える事ですが、失敗したくないなら購入前に取扱説明書を読んだ方が良いです。各メーカーのサイトからダウンロードできます。

 

長く使う家電だからこそ、しっかり選びたいですね。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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