
2026年10月15日、パナソニックがドラム式洗濯乾燥機「LXシリーズ」などの一部製品について、リコールを発表しました。
国内では18品番・622,527台が対象で、自動投入ユニットの不具合によって発煙・発火する恐れがあるとのこと。

実は、わが家で使用している「NA-LX129AR-W」もリコール対象でした…!
この記事では、家電量販店販売歴15年以上の私が、対象機種の一覧から確認方法や無償点検・修理の申し込みまでを解説します。
※2026年10月15日時点のパナソニック公式発表をもとに作成しています。
【重要】対象製品を使用している方へ
パナソニックは事故防止のため、洗剤自動投入機能の使用中止を呼びかけています。
対象製品の場合は、自動投入を停止してタンクを空にするか取り外したうえで、洗剤・柔軟剤を手動投入してください。
Contents
パナソニックのドラム式洗濯機がリコール|対象は18品番
2026年10月15日、パナソニックはドラム式洗濯乾燥機の一部製品について、無償部品交換および点検・修理の実施を発表しました。
日本国内の対象製品は、2021年8月から2024年8月までに製造された18品番、合計622,527台です。
対象となるのは、2021年〜2023年に発売された一部のLXシリーズです。
| 発売年 | 対象品番 |
|---|---|
| 2021年 | NA-LX127AL |
| 2021年 | NA-LX127AR |
| 2021年 | NA-LX129AL |
| 2021年 | NA-LX129AR |
| 2021年 | NA-SLX12AL |
| 2021年 | NA-SLX12AR |
| 2022年 | NA-LX127BL |
| 2022年 | NA-LX127BR |
| 2022年 | NA-LX129BL |
| 2022年 | NA-LX129BR |
| 2022年 | NA-SLX12BL |
| 2022年 | NA-SLX12BR |
| 2023年 | NA-LX125CL |
| 2023年 | NA-LX125CR |
| 2023年 | NA-LX127CL |
| 2023年 | NA-LX127CR |
| 2023年 | NA-LX129CL |
| 2023年 | NA-LX129CR |
なお、2024年発売のDシリーズ、2025年発売のEシリーズ、2026年発売のFシリーズは今回の国内向けリコール対象一覧には含まれていません。

ただし、製品の発売年と製造年は異なるため、発売年だけで判断せず、必ず本体の品番を確認してください。
リコール対象か確認する方法
対象製品かどうかは、洗濯機本体に貼られたラベルから確認できます。
確認方法は次のとおりです。
- 洗濯機の正面ドアを開ける
- ドア内側上部にあるラベルを探す
- スマートフォンで二次元コード(QRコード)を読み取る
- パナソニックの公式ページで判定結果を確認する

二次元コードを読み取ると、製品品番や製造番号が自動的に取得されます。

リコール対象であれば、そのまま無償点検・部品交換の申し込みページへ進めますよ!
わが家のNA-LX129AR-Wもリコール対象だった
今回のリコールについて確認したところ、わが家で使用しているパナソニックのドラム式洗濯機「NA-LX129AR-W」も対象製品でした。
実際にドア内側のラベルにある二次元コードを読み取ると、パナソニックの公式ページに「お客様がご使用の洗濯機はリコール対象製品です」と表示されました。

確認後は、案内に従って無償点検・部品交換の申し込みまで完了しています。

申し込みは名前や連絡先、住所と過去エラーが起きたかなどの簡単な内容を入力するだけであっという間に終わります。
我が家は4年ほど使用を続けていますが、発表されている発火や発煙は一度も起きていません。それでも対象商品となると他人事ではなくなりますね…。
特に、自動投入機能は日常的に使う便利な機能です。
その部分に発煙・発火につながる不具合が見つかったということで、対象製品を使用している方には早めの確認をおすすめします。
交換部品の到着や訪問点検はこれからのため、実際の対応内容については進展があり次第、この記事に追記する予定です。
発煙・発火のおそれがある原因は自動投入ユニットの不具合
今回のリコールは洗剤や柔軟剤を自動で投入するユニットの不具合が原因です。
パナソニックの発表によると、発煙・発火に至る可能性があるのは次のような仕組みのようです。
- 自動投入タンクとの接続部分から洗剤や柔軟剤が漏れる
- 漏れた液体が洗濯機内部のリード線(配線)に付着する
- リード線の被覆が劣化し、絶縁性能が低下する
- 電気的な短絡(ショート)が発生する
- 周辺の樹脂部品に延焼し、発煙・発火するおそれがある
国内では今回の不具合に関連する発煙・発火事故が6件確認されています。
発表時点で人的被害は報告されていませんが、火災につながる危険性があるので注意が必要です。
自動投入機能に異常を感じていなくても、対象製品であれば対策が必要です。
リコール対象だった場合は自動投入を停止する
自宅の洗濯機がリコール対象だった場合、まず自動投入機能の使用を中止してください。
点検・対策が完了するまでの使用方法としては、
- 洗剤自動投入機能を停止する
- 自動投入タンクを空にする、または取り外す
- 洗剤・柔軟剤は手動で投入する
この対応をとるようにしましょう。

ちなみに、洗濯や乾燥など洗濯機自体を使用したらダメというわけではないので安心してください。
ただし、自動投入機能を停止するだけでなく、タンクを空にするか取り外すことが重要です。
また、異臭や煙などの異常が見られる場合は使用を中止し、安全を確保したうえでメーカーに連絡しましょう。
無償点検・修理の内容と申し込み方法
今回のリコールでは、対象製品に対して自動投入タンクの無償交換と訪問点検・修理が行われます。
対応は大きく3つの段階に分かれています。
① 対策済みの自動投入タンクを無償で送付
申し込み後、パナソニックから対策済みの自動投入タンク3個が送付されます。

新しいタンクは、自分で交換する方式です。

交換後は自動投入機能を再び使用してOKみたいです。
取り外した古いタンクは、同梱される着払い伝票を使って返送します。
新しいタンクが送られてくるのも、古いタンクを送り返すのも費用はかからないので安心してください。
② 担当者が訪問して点検・追加対策を実施
タンク交換とは別に、後日、点検担当者が自宅を訪問します。
主な作業内容は次のとおりです。
- 自動投入ユニットのパッキン交換
- 樹脂部品への不燃シート取り付け
- リード線への洗剤・柔軟剤の付着状況の点検
タンク交換だけですべての対応が完了するわけではないので、訪問点検も必ず受けましょう。
③ 必要に応じてリード線を交換・修理
点検の結果、リード線に洗剤や柔軟剤の付着が確認された場合は別の修理担当者が再度訪問してリード線を交換します。
これらの部品交換・点検・修理は、すべて無償で実施されます。
無償点検・部品交換の申し込み先
申し込みは、パナソニック公式サイトから手続きできます。
洗濯機のドア内側にある二次元コードからも申し込みページへ進めます。
パナソニックのリコール問い合わせ先
今回のリコールについての問い合わせ先は、以下の専用窓口です。
- パナソニック ドラム式洗濯乾燥機市場対策室
- 電話番号:0120-878-303(通話無料)
受付時間:9:00〜18:00(毎日)
※2027年1月4日以降は9:00〜18:00(土日祝日・メーカー休日を除く)
※2026年12月28日〜2027年1月3日の受付については、公式案内で確認してください。
電話が混雑している場合は、公式サイトの申し込みフォームを利用する方法もあります。

購入店へ問い合わせしても、パナソニックの専用窓口を案内されるだけなので注意してください。
パナソニックのドラム式洗濯機リコールについてよくある質問
リコール対象の洗濯機は使い続けても大丈夫?
自動投入機能を停止してタンクを空にするか取り外したうえで、洗剤・柔軟剤を手動投入するよう案内しています。それなら使用を続けてOKです。
ただし、煙や異臭などの異常がある場合は使用を中止してメーカーに相談しましょう。
無償点検や修理に費用はかかる?
今回のリコールに伴う自動投入タンクの交換や訪問点検、必要に応じた修理は無償です。
購入時の保証期間が過ぎている場合でも対象製品であればリコール対応を申し込めます。
修理中は洗濯機は使えないの?
無償点検は「出張修理」になるので、その場で対応してもらえます。
作業時間は数十分〜1時間ほどかかるかもしれませんが、その後はすぐに使用可能です。
なので代替機などの心配もありません。
自動投入タンクを交換したら自動投入機能を使える?
対策済みの自動投入タンクに交換した後は、自動投入機能を使用できるようです。
ただし、タンク交換後も訪問点検・追加対策は必要です。
2024年・2025年・2026年発売モデルもリコール対象?
2026年10月15日時点で発表されている日本国内向けの対象一覧は、2021〜2023年発売モデルの18品番です。
2024年以降に発売されたD・E・Fシリーズは、この一覧には含まれていません。
現時点でパナソニックのドラム式洗濯機を検討している人は普通に選んでもらってOKです。
2026年モデルについての特徴は別記事でまとめています。
まとめ|パナソニックのドラム式洗濯機は早めにリコール対象を確認しよう
今回のパナソニックのドラム式洗濯機リコールでは、日本国内で18品番・622,527台が対象となっています。

わが家の「NA-LX129AR-W」も対象で、すでに無償点検・部品交換の申し込みを済ませました。
もし対象製品をお使いの方は、①まず自動投入機能を停止、②タンクを空にするか取り外す、③公式サイトから申し込みを行ってください。
今後、交換タンクの到着や訪問点検についても、実際に対応を受けた内容を追記していきます。