ドラム式洗濯機って便利そうですよね。
乾燥までしっかりやれるので、干す手間も省けて光熱費も安いってなれば、家電の中で一番買う価値あるのではと思ってしまう程。
でもドラム式洗濯機…。値段高すぎっ!!
そう思ったあなたにおすすめなのがこちらの2機種。
- パナソニック NA-VX300BL-W
- 日立 BD-SG100FL-W




というわけで、この2機種の比較していきます。
こんな悩みを解決します
- 価格を抑えたドラム式洗濯機を探している
- NA-VX300BLとBD-SG100FLの違いを教えて!
本記事の信頼性
Contents
NA-VX300BLとBD-SG100FLを比較
パナソニック NA-VXX300BL-W
Panasonic ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX300BL-W
日立 BD-SG100FL-W
HITACHI ドラム式洗濯乾燥機 BD-SG100FL(W)
比較① 洗浄力
パナソニックのVX300BLは「泡洗浄」を搭載。同社縦型洗濯機でも人気の洗浄方式で、泡の力で衣類の汚れを剥がし落とす方式。
それに対して日立のSG100FLは「センサービックドラム洗浄」を搭載。センサーで衣類の布質や量を検知し、槽の回転数をコントロールします。
ここでポイントなのが、日立洗濯機は本来「ナイアガラ洗浄」がウリ。
SG100FLはナイアガラら洗浄が非搭載ということで、ここはパナソニックに軍配があがりそうです。
実際に10㎏洗濯した際に掛かる時間は、
- NA-VX300BL → 30分
- BD-SG100FL → 45分
となっており、パナソニックの方が短い時間で洗濯が可能となっています。
比較② 乾燥能力
比較②-1 乾燥方式
パナソニックNA-VX300BLは「ヒートポンプ式」。
日立BD-SG100FLは独自の「ヒートリサイクル式」を採用しています。
結論ヒートポンプ式の方が電気代が安く、乾燥時に排気または追加水も必要ない事から優位性があります。
また、槽内温度もヒートポンプ式の方が低温のため、衣類へのダメージが少ないのもメリットです。
参考記事
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ヒートポンプ式とヒートリサイクル式。違いを分かりやすく解説。
続きを見る
比較②-2 乾燥時間
2機種とも、洗濯~乾燥までは最大6kgまで可能。
その際の洗濯乾燥時間は、
- NA-VX300BL → 114分
- BD-SG100FL → 165分
乾燥時間もパナソニックのタイプの方が約50分早く終わりそうですね。
比較②-3 乾燥の仕上がり
パナソニックは、大風量で乾燥する「ジェット乾燥」。
それに対し日立は時速300kmの高速風で乾燥する「風アイロン」を搭載。
どちらも標準コースで、シャツのシワ伸ばし、タオルをふんわりと仕上げる実力がありますが、日立は洗濯槽の直径の大きさも特徴。大経口×風アイロンで高い効果を発揮します。
口コミでも「風アイロン」は高評価が多いので、乾燥の仕上がりに関しては日立GS100FLが若干優勢と言えそうです。
参考記事
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風アイロン搭載。日立ドラム式洗濯機を元販売員が徹底解説
続きを見る
比較③ お手入れ性
最近のドラム式洗濯機はお手入れ性も非常に良く、結論言えばここはどちらも非常に良いです。
2機種とも洗濯槽自動洗浄を搭載しており、すすぎ時に洗濯槽の外側を洗浄。カビ抑制に貢献しています。
独自の機能としては、パナソニックは「熱交換器自動洗浄」で乾燥フィルターの奥側を毎回洗浄。日立はフィルターまでの経路である乾燥ダクトを毎回洗浄してくれるので、乾燥効率の低下を防いでくれます。
比較⑤ その他機能
それぞれ独自の機能があります。
NA-VX300BL-Wの独自機能
- ダニバスターコースで寝具のダニを死滅除去しながら洗濯
- 省エネコースでさらに節電
- パワフル滝(洗い・すすぎ)でたっぷりの水で洗濯
- 槽洗浄サインで月1のお手入れを洗濯機がお知らせ
- サッと槽すすぎで気軽に槽に残った汚れを洗い流せし
BD-SG100FL-Wの独自機能
- おいそぎコースで軽い汚れを時短洗濯
- 静止乾燥コースで槽の回転無しで乾燥可能
- すすぎ1回設定でも洗濯槽の自動洗浄が可能
- 脱水/乾き具合の調整可能
独自機能に関しては使う人の好みかなと。
比較結果
総合力ではパナソニック優位
完全勝利というわけではありませんが、概ねパナソニックのNA-VX300BL-Wの方が性能面で優勢ですね。価格も日立SG100FLに比べても若干高いので、妥当かもしれません。
特に洗濯時間や乾燥時間に関しては他メーカーの最上位機種にも全く負けていないのでコスパはかなり良いかと思います。

乾燥の仕上がりや価格を最重要視するなら日立
総合力ではパナソニックですが、「風アイロン」もかなり魅力的な機能です。
シワ伸ばしやふんわり仕上げなど、乾燥後の仕上がりや、少しでも価格を抑えたい!という方は日立がおすすめです。

2機種の注意点
低価格で手に入るおすすめドラム2機種を紹介しましたが、選ぶ際に共通する注意点が2つ。
- ドアの開きが左開きのみしか選択不可
- 風呂水ポンプ非搭載
ここには注意しましょう。
初めてのドラム式。どちらも一人暮らしでも選びやすい2機種
20万円以下で手に入るドラム式洗濯機は、今回紹介した機種以外にもありますが、高温乾燥のヒーター式がほとんど。衣類の縮みもありますし、電気代も高めです。
参考記事
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安すぎるドラム式洗濯機には要注意!まずは乾燥方式をチェックして!
続きを見る
今回の2機種はそういったリスクが少ないのに低価格という非常にコスパ良いドラム式洗濯機。
総合力ではパナソニックですが、用途によっては日立を選ぶのも全然アリだと思います。
ドラム式洗濯機は、使い始めるとわかりますが『とにかく楽!』です。
今までの生活が何だったんだというくらいストレス減になるので、悩んでいるなら是非ともおすすめですよ!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。