ドラム式洗濯機も各メーカー、2020年モデルへと移行が終了。
全体的に販売価格が高くなってしまいましたが、そんな中で比較的お手頃価格なドラム式洗濯機がこちら。
Panasonic ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX300BL-W
パナソニックから発売されているエントリーモデル『NA-VX300BL-W』

今回はNA-VX300BL-Wの魅力について詳しく解説していきます。
本記事の信頼性
Contents
NA-VX300BL-Wの評価
パナソニックは上位機種にミドルクラスタイプの『NA-VX700BL-W』という機種があります。
Panasonic ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX700BL-W
この機種(NA-VX700BL-W)とNA-VX300BL-Wは基本性能がほぼ同じになります。
仕様
【NA-VX700BL-W・NA-VX300BL-W】
- 洗濯容量/乾燥容量:10kg/6㎏
- 洗濯時間(10㎏時):約30分
- 洗濯乾燥時間(6㎏時):約114分
- 標準使用水量(10㎏洗濯時/6㎏洗濯乾燥時):約75ℓ/約55ℓ
- 本体寸法:幅600mm×奥行き722mm×高さ1,021mm
つまり普通に使っている分には全く差が無い状態てことです。

上位機種との違い
1つランクが上の機種(NA-VX700BL-W)とNA-VX300BL-Wの違いは以下の点です。
NA-VX700Bと比べてNA-VX300Bは…
- 左開きのみ
- 風呂水ポンプ非搭載
- タオル専用コース、化繊60分コース非対応
- 泡洗浄W→泡洗浄に
- 洗い、脱水時間が1分単位で設定できない
左開きしか選べない
一番影響があるのはドアの開きでしょうか。
右開き(向かって右側に開く)が選べないので、洗濯機の左側に壁がある場所は設置の際に要注意です。
使いにくければ購入する意味がありません。
風呂水ポンプ非対応
これもですね…。
そこまで気にしなくて良い機能かなと。
ドラム式洗濯機はそもそも、使用水量が少ないので風呂水使ってもそこまで吸水しないんです。
もちろん塵も積もればではありますが、フィルターのお手入れや交換の手間を考えるとコスパ悪い気がします。
冬場に少しでも水温高いお風呂の水使えるのはメリットかもですが、そのくらいです。
タオル専用コース、化繊60分コース非対応
「タオルコース」は柔軟剤を使わずに、タオル洗濯に一番良い方法で洗濯乾燥するコース。
ただフワフワにするだけでは無く、洗濯を繰り返す毎に落ちていくタオルの吸水性が維持されやすくなります。
「化繊60分コース」は化繊を多く含む衣類(~1㎏)を洗濯乾燥まで60分で終わらせるコース。
あまり汚れていない時にパパっと洗濯乾燥出来ます。
ちなみに1㎏でワイシャツ5、6枚。ジャージ上下1セット分くらいです。
この2つのコースが不要であれば問題無し。
泡洗浄について
泡洗浄は洗剤を泡立てて濃密な泡を作って衣類に浸透しやすくし、繊維の奥の汚れもしっかり落とす洗い方。
泡洗浄Wと泡洗浄。この“W”の違いは泡の生成量の違いです。
ではこれがどれだけ洗浄力に影響を及ぼすかですが…、そこまで気にする必要は無いです。
Wが無くても普通に汚れ落ちますよ。
洗い、脱水の時間調整
細かく設定しないならNA-VX700BL-Wを。
本当にそのレベルです。
NA-VX300BL-Wは設定できる時間が段階式になっていて、1分単位の設定が出来ません。
今まで細かく設定していたという方はこの機能重要ですが、おまかせコースを選んでそのままスタートを押していた人は全く気にしなくて良い違いかと思います。
「おまかせ」コースメインならNA-VX300BL-Wで問題無し
冒頭でも述べた通り、おまかせコースがメインならNA-VX300BL-Wで充分なスペック。
ちなみに、NA-VX300BL-Wでもこれだけのコースを搭載しています。
- おまかせ
- わたし流
- パワフル滝(洗い・すすぎ)
- ナイト
- どろんこ
- おうちクリーニング
- 毛布
- ダニバスター
- 槽洗浄
充分すぎるでしょ?
これで一つ上のVX700Bとの価格差が2万~5万ある状態。
ほとんどの方がVX300Bの方で問題ないはずです。
まとめ
NA-VX300BL-Wは、ひとつ上のNA-VX700BL-Wと性能差があまり無さ過ぎて高コスパ機種。
注意点なのは、既にお話したドアの開き。
そしてこのNA-VX300BL-W。毎年生産完了が他に比べて早く、5~6月には店頭から消えます。
ファミリー向けはもちろんですが、お手頃な価格で一人暮らしの人にもおすすめです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。