

今回はdyson史上最軽量の掃除機、dyson micro 1.5kg(SV21FF N)について解説していきます。
本記事の信頼性
Contents
結論:軽い掃除機が欲しくてもdysonである必要は無い
いきなり結論から言えば、掃除機に軽さを求めるなら今回のdysonはおススメしにくいなと感じました。
理由は主に3つ。
- 吸引力が微妙
- 価格が高い
- 他メーカーの軽量モデルの方がコスパが良い

理由① 吸引力が微妙
家電量販店で試してきましたが、電源入れてても床に吸い付いている感じが今までのダイソン掃除機と段違いで弱いです。

「吸引力が変わらない」という部分を、他のダイソン掃除機と比べてという認識の方がいましたが、それは間違い。
あくまでも、
という事で、
『新品買ってきて1回ゴミMAXまで溜めた状態で強モード運転してもそこそこ吸ったよ!』
という感じです。

理由② 低性能なのに価格が高い
コードレス掃除機のほとんどは“吸込仕事率”とうものが公表されていないので数字比較が難しいのですが、実際にダイソンの高性能タイプと比較しても明らかに低いです。
バッテリーも“エコモード、モーター駆動ツール使用無し”の最弱モード状態で最長20分。
また、性能とは別ですが、操作しづらいなと思いました。
その理由が電源ボタンの位置。

dyson公式HPより引用
ダイソン掃除機ってグリップ部分にトリガーがあって簡単に電源ON出来たのですが、このモデルは写真の位置にあるボタンを押すスタイル。
グリップを握ったまま同じ手の指で操作が出来ないので、自然と片方の手を使わなくてはいけません。

これで価格はdyson公式で55,000円(税込) ※2022年5月12日時点
ぶっちゃけて、性能に対してちょっと高いなという印象です。
理由③ 他メーカーの同タイプ掃除機の方がコスパ良い
正直他メーカーの掃除機の方がほぼ同性能でコスパ良いです。

日立 PV-BV3J(N)
HITACHI コードレススティッククリーナー シャンパン PV-BL3J(N)
おすすめPOINT
- なんとたった1.1㎏の超軽量掃除機
- からまんブラシで髪の毛などがブラシに絡みにくく、お手入れ楽々
- ゴミくっきりライトで見えにくいゴミもしっかり可視化
ダイソンよりも軽い1.1㎏掃除機。
吸引力はもちろんですが、日立の良さはお手入れ性。

日立公式HPより
フィルターだけでなく、ダストカップ含めて丸洗いできるパーツが多いのが特徴です。
Dyson Micro 1.5kgはクリアビンは本体から取り外しができず、フィルター部分しか丸洗いできないのでお手入れ性は日立の方が良いですね。
バッテリーは自走式ONでも最大30分。自走式OFFなら最大45分駆動と長時間運転可能です。
これで価格は税込5万円前後 ※2022年5月12日時点


Dyson Micro 1.5㎏は2台目のサブ機レベル
そもそも今回紹介したDyson Micro 1.5㎏は使用イメージとしてサブ機扱い。
軽量なので、ちょっと気になった時にサッと掃除が出来ますよという感じで使うのが一番良いです。


一応付属ツールは充実している方なので、それ狙いでもアリかもです。
Dyson Micro 1.5㎏の付属ツール
ミニモーターヘッド / コンビネーション隙間ノズル / 卓上ツール
軽量掃除機でdysonにしたいならコレ!
仕様
Dyson Digital Slim(SV18FF N)
- 本体質量:1.9kg
- 使用時間:最大40分
- 充電時間:3.5時間
- 付属ツール:ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、専用充電ドッグ、収納用ブラケット、ツールクリップ、フレキシブル隙間ノズル(直販限定)
2022年5月12日時点で価格が79,200円(税込)
今回紹介した1.5kgタイプよりも価格は高いですが、吸引力やバッテリー性能がUP。それでいて軽量&コンパクトなのでバランスが良いです。

液晶ディスプレイで、バッテリー残量やフィルターお手入れのタイミングなども見れるのも使いやすいポイント。

dyson公式HPより引用
別記事で詳しく解説しています。
-
-
ダイソン嫌いも納得の掃除機「Dyson Digital Slim」の魅力を紹介します
続きを見る
そしてSV21FF Nはバッテリーが着脱式なので、予備バッテリーも購入しておけばさらに長時間の使用も可能です。
ダイソン Digital Slim(SV18)専用 着脱式バッテリー&充電器 Dyson
まとめ
国内メーカーが軽量タイプをラインナップしている中で、ついにダイソンも最軽量モデルを発売してきましたが、価格と性能のバランスが微妙すぎました。
時間が経てば価格は下がってくるかもしれませんが、正直今購入する必要は感じません。
同等性能のモデルなら国内メーカーの方がコスパ良いですし、ダイソンにこだわるならSV18FF Nの方が断然おすすめです。
掃除機選びの参考になればと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。