

ドラム式洗濯機を選ぶ際、安いからと安直に飛びつくのは危険。
まずは乾燥方式をチェックしてみましょう。
Contents
ドラム式洗濯機の乾燥方式がヒーター式なら要注意
ヒーター式は価格は安いがデメリットが多い
ドラム式洗濯機って20万~30万円くらいしますが、15万円くらいで買えちゃうものもあります。
それが大体ヒーター式を採用したタイプ。
ヒーター式は、衣類乾燥機や縦型式洗濯乾燥機などにも搭載されている昔ながらの方式。
部品が安価で本体価格を抑えることが出来るのですが、ドライヤーで直接乾かすような高温乾燥のため、デメリットが多いです。
ヒーター式のデメリット
- 衣類が縮む
- 電気代が高い
- 乾燥中~乾燥後しばらくはドアを開けない(温度がある程度下がるまで)
- 内部の冷却の為に追加で水を使用する→使用水量が上がる
電気代はヒートポンプ式の2倍以上
ヒーター式の電気代は、洗濯~乾燥(6kg)まで約50円。
近年ドラム式洗濯機では主流の乾燥方式になっているヒートポンプ式は約20円。
何と2倍以上の差があります。
ドラム式洗濯機を検討している時点で、ある程度乾燥重視のはず。
そういう方には正直おすすめしにくいです。

純粋に前年度モデルだったりと型落ち品の可能性もある
ドラム式洗濯機のモデルチェンジ時期は10月~11月。
この時期は価格の高い新型と並んで、型落ちモデルが存在することもあります。
発売時は35万円程していたモデルも、最終的には20万円台になっていることも珍しくないので、もし見つけたらラッキーです。
もちろん搭載機能のチェックはお忘れなく。
ヒーター式ドラム式洗濯機はこんな人におすすめ
乾燥頻度が少なめ。だけど洗濯回数が多く、節水重視
ドラム式洗濯機は節水もウリ。
小分けして洗濯していて、1日あたりの洗濯回数が多いなら縦型式よりもメリットがあります。
衣類同士を擦る縦型式よりも、ドラム式の方が衣類へのダメージも少ないですし。
参考
ドラム式洗濯機なら、縦型式洗濯機よりも約30ℓの節水(10㎏洗濯の場合)
タオルだけの乾燥。もしくは仕上げでの乾燥利用
縮みが起きにくいタオルのみの乾燥だったらデメリットも減ります。
また、基本は外干派なら、急な雨などで乾ききれなかった際の最後の仕上げで30分~1時間乾燥という使い方もアリ。
逆に部屋干し前に30分だけ乾燥ってのもOK。
フル乾燥しなければ縮みや電気代も限定的なので、そんな使い方ならおすすめです。
乾燥重視ならヒートポンプ方式が本命
ドラム式洗濯機と言えばヒートポンプ式。
Panasonic ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX300BL-W
乾燥重視ならこのタイプが本命です。
ヒートポンプ式の特徴
- 約65℃の低温乾燥で衣類の縮みが少ない
- 乾燥途中でも一時停止でドアを開けれる
- 電気代が安い
- 冷却に伴う水追加や排気が不要
ヒートポンプ式を採用している機種は価格は高いですが、ランニングコストは安いので乾燥を日常的に使うなら迷わず選びましょう。
まとめ
ヒーター式のドラム式洗濯機は、乾燥メインでの利用には不向き。
初期費用としては安く済みますが、ランニングコストの高さと衣類へのダメージで逆にストレスになることも。
もちろん使い方によってはメリットがありますが、乾燥重視ならヒートポンプ式のドラム式洗濯機を選びましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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